河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <71656rslm1.fsf@hinttika.msi.co.jp>, KURODA Hisao <kuroda@msi.co.jp> writes
> わかってないですね…

うん。そのあたりわかれば、きっと、気持ちの良い世界なんだよね。

> CL の macro が CL の macro でいられるのはS式のおかげでしょうに。

高階関数っていうアプローチもあって、マクロとどっちが良いかっ
て言うと、理論的には高階関数の方が良いみたいですね。「理論的
には」です。MLer は、きっと、Common Lisp で出来ることは全て
MLで出来ると言うだろうな。

マクロには、マクロの良さがあるんだけどさ。ただ、シンタックス
エラーは嫌でしょ? マクロのデバッグって、どうしてます?

> kono@ie.u-ryukyu.ac.jp (Shinji KONO) writes:
> > 「Interpreter を重視していれば、そうはならなかった」
> 消えちゃってたんじゃないでしょうか。言語自身が。

いや、まぁ、Scheme も残っているっちゃ残っているわけだし。Perl
も Emacs lisp も残っているわけだし。消えるってことはなかった
と思うんだけど... Common Lisp って名前自体が「他のは許さん!」
みたいな強圧的な所があって、それが少し良くなかったかなぁ。

> c は c から c の runtime 環境を使って c compiler が呼べませんよね。
> この差は大きいと思います。

まぁねぇ。できないわけじゃないんだけど標準的な手法がないんで
すよね。

僕は、C と「Common LispでないLisp」には、重くない制限された
自由度みたいなものがあると思うんだ。Common Lisp も C++ には、
「重い過度に自由な部分」があると思う。その部分を使わなければ
両方とも悪くないんだよな〜

だけど、必ず「そういう所を極限まで使うプログラム」ってのを書
くのがいてさ... C++ のTemplate マニアと、Common Lisp のマク
ロマニアと、なんか似てない? そんな感じなんだけど... 

いや、別にわかってくれなくてもいいんですけど...

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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科