河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <c7ads1$1gnd$1@mozart.shiino.taito.tokyo.jp>, alceste@shiino.taito.tokyo.jp (Shiino Masayoshi) writes
> 只、論理的に思考したり、ある程度複雑な知的情報を交換する能力っ
> てのは、ちゃんと勉強しないと中々身に付かない。で、日本ではそう
> 云う能力は必要無い(:-p) から、カタギの人は持ってない。

僕は、そのためには複数の言語を学ぶことが必須だと思います。翻
訳というのでは不十分で、複数の言語で考えるということが論理に
つながるのだと思う。

> 実はそう云う能力は、母国語でなくても訓練出来るんですが、母国語
> でやるのが教える方も教わる方も楽ですから、国語教育でやったら良
> いと思うのです。

プログラミングしていて「くそ、日本語じゃダメだ」って感じたこ
とないですか? 数学とか物理もそうなんだけど、記法が西洋ベース
なんだよね。特に英語。なんで、「教える方も教わる方も楽です」
てのは結構嘘だな。

> 本当は文化を知るには夫々の現地語を学ぶのが一番なんですが、小学
> 生に何百もの言語を教える訳には行かないから、割に広く使われる言
> 葉で間に合わせざるを得ない。

だったら中国語かな? 日本人には少し有利な点もあるし。ま、なん
でもいいんだけど。中国語は勉強しても科学的には得られるものが
少ないかな。文化的には面白いんでしょうけどね。

> 英語圏って、英米を別にすると、現地語が沢山有って収拾が付かない
> から英語にしてる所が多い様な気がします。文化向きじゃない。中国
> 語圏やスペイン語圏では、母国語に準ずるものとして結構通じるらし
> いんで、文化を知る役には立ちそうです。ロシア語は英語に近いけど、
> ソ連が随分無茶やったお蔭で結構通じる様です。

まぁ、ラテン語とかフランス語とか比較的洗練されている(って、
ことは実は、文化的な色が落ちているってことでもあるんだけど...)
言語をやる方がいいとはいいますがね。ただ、男女を覚えなくて良
いのは、英語の良いところかな。

> じゃ、三つか四つ一遍にやりましょ。印欧語のを複数やると文法シス
> テムの類似と相違が判り易い。現在の文法学がヨーロッパ語中心なん
> で一番表現しやすいからかも知れませんが。

ついて来れなくても良いということなら、それでもいいんですけど。

経験的には一度に一つ。やるとしても順々にですね。500程度の
単語を覚えないと start up しないので。500*3 は、ちょっとね。

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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科