In article <ck6e0a$s3j$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>, 
Yoshitaka Ikeda <ikeda@4bn.ne.jp> wrote:
:メールアドレスの所有という意味での非匿名性であれば、
:投稿したものを一回メールで確認するのが一番かもしれません。

実際的にはこれでよいのですが、キャンセルの実行方法をきめる
のは、こういう種類の憲章の目的ではありません。憲章の目的は
『キャンセルは可能である』も含めて、大枠をきめるだけです。
実際のfjcancelのプロトコルは以下のようになります。当時は
fj.chatを作ろうとしていたんだな。

で、cancelも当然、分散体制で実行すべきなんですね。つまり、
プロトコルのみ作る。実施は各人。当時の基準では、匿名投稿
を不特定多数に共有されるアドレスとしていますが、結局の所
その定義はだいたいそんなものでよくて、保存していた投稿を
メールで通知の上、再投稿できるようにしてあればよい、とな
ります。だから、

:例えば、
:1. Aというサーバに投稿者が投稿する
:2. Bというサーバに記事が到達する
:3. Bというサーバから投稿者に投稿確認メールを配送
:4. 投稿者はメールを受信し、それに対してReplyする。
:5. ある期間投稿確認メールに対するReplyがこない場合再確認メールを配送
:6. ある期間再確認メールに対するReplyがこない場合キャンセルメッセージ発
:行

というように、一般的にキャンセルボットなどを作らなくても構いません。
プロトコルに従っていれば、恣意的にキャンセルして結構なんです。

くり返しますが、fj憲章は、こういうプロトコルより次元の高い問題で、
fj憲章の目的は、この手のプロトコルを作る基礎となる、その基礎だけ
の話です。以下、昔書いたものをつけておきます。


====ここから以下。
From: smatsuda@mc.med.keio.ac.jp (shuji matsuda)
Subject: [proposal] fjcancel
Date: 1997/07/13
Message-ID: <smatsuda-1307972211580001@p208-1.rcn.med.keio.ac.jp>
Organization: keio university
Newsgroups: fj.news.net-abuse,fj.news.policy



In article
<Pine.LNX.3.95LJ1.1b3.970713152023.18780A-100000@pita.efnet.com>,
tt@cyberspace.org wrote:
>それより、前にも書いたはずですが、やるなら問題のあるサイトを名指しで
>挙げて、そこから来るメッセージはすべて無条件でキャンセルの対象になる、
>とした方がぜんぜんすっきりしています。

ということですから、cancel manualをfj用に作りました。
皆さんはどうお考えでしょうか?

以下本文。

先日来からcontent-based cancelの話が出ていますが、
私はcontent-based cancelの議論は決して纏まらないと思います。

それよりも、non-content-based cancelの合意をとったほうが実用
的だと思いますので、マニュアルを書いてみました。
将来的には沼田さんのfj憲章の一部として、投票にかけようと思って
いるのですが、そのキャンセルの部分を想定して、以下の様に考えて
みました。

==============================================================
      [Proposal]fj.*でのキャンセルのためのマニュアル
      1版め。970713

0  このマニュアルにしたがったキャンセルをfjcancelと呼ぶ。

1  発信者および投稿サーバーの管理者は全ての記事を無条件でキャ
ンセルできる。その場合にはいかなる義務も負わない。

2 他人の投稿でもFrom:アドレスが自分のアドレスなら無条件で
キャンセルできる。この場合にもいかなる義務も負わない。

3 moderated groupのmoderatorはそのグループ内に投稿されている
記事を無条件でキャンセルできる。その場合にもいかなる義務も負
わない。

4 匿名投稿および、偽造アドレスの記事は誰でも無条件で
キャンセルできる。その場合にもいかなる義務も負わない。

■匿名投稿
この場合は、usenetに匿名でpostできるmail2news gatewayである
remailer@replay.comを使用した投稿、および、
http://www.jammed.com/~newzbot
を使用した投稿を指す。


5 それ以外のキャンセルを『第三者によるキャンセル』と呼ぶ。
第三者によるキャンセルは以下の場合にのみ行える。
ECP/EMPもしくはMMF

■ 略号
ECP= excessive cross posts 多すぎるクロスポスト
EMP= excessive muti posts 多すぎるマルチポスト
MMF= make money fast ねずみ講の記事

■ キャンセル基準
ECP/EMPのキャンセル基準は、一週間でBI> 3。
MMFは直ちにキャンセルしてよい。

■ BI
BIはSeth Breidbartさんの提唱による『ブライドバート指標』。
定義は『記事のクロスポスト数の平方根の和』
マルチポストとクロスポストが混在する時に評価するためのもの。
例えば、2 crosspost x 3 + 3 crosspost x 2の場合は、
1.41 x 3 + 1.732 x 2 = 7.69
となる。
usenetではBI>20 (45日間)がキャンセル対象として受け入れられている。

第三者によるキャンセルに必要な条件は、

5-1 $alzの慣習を守っていること。

元記事の Message ID: <48u6e8$lqi@vixen.cso.uiuc.edu>
とすれば
キャンセルの Message ID: <cancel.48u6e8$lqi@vixen.cso.uiuc.edu>
というように、先頭に"cancel."を付け加えたMessage-IDをつけること。

■ $alzの慣習
現在もっとも普及しているINNというnews severの作者、
Rich Salzの名前をつけられた。
このようにMessage-IDをつけると、キャンセルメッセージのMessage-IDは
『キャンセル対象の記事のMessage-IDを書くだけで』決まり、検索も容易になる。

また、すべての第三者によるキャンセルが同一のMessage-IDをもつため、
キャンセルが重複を防ぐことができる。



5-2 X-Cancelled-By: ヘッダをつけること。
X-Cancelled-By: user@domain
で、user@domainがキャンセルした人物の正当なメールアドレスであること。

5-3 pseudopathhost(疑似パスホスト)の慣習を守っていること。

Path: news.dti.ad.jp!ヘッダの末端に...!cyberspam!fjcancel!usenet
のようにfjでの第三者によるキャンセルであることが明示されて
いること。

■ pseudopathhost (疑似パスホスト)
news serverは!pathhost!の列に入っている文字列が自分と同じで
あると、記事の循環を防ぐために記事の受け取りを拒否します。
これを利用して、自分のサーバーの名前にfjcancelを追加する
とfjcancelを受け入れたくないサイトがキャンセルを拒否する
ことができます。またキャンセル対象を記録するサーバーでも
記事の保存が容易になります。(保存サーバーはfj全体で
一つでよい)

■必要な疑似パスホスト
fjcancel: fjでの合意に基づいたキャンセルには必須。
cyberspam:usenetで習慣的につけられている。任意。

5-4 キャンセルした記事のrepost
キャンセルした記事は1週間程度保持して、誤ってキャンセルされたことが
判明すればrepostできるようにしておくこと。

5-5 キャンセルの例。

元記事
==========================================================
Newsgroups: fj.test
From: sombody@some.domain
Message-ID: <12345@some.domain>
Subject: original subject
==========================================================

キャンセルの記事
==========================================================
Newsgroups: fj.test
From: somebody@some.domain
Message-ID: <cancel.12345@some.domain>
X-Cancelled-By: canceller@other.domain
Path: news.dti.ad.jp!......!cyberspam!fjcancel!usenet
Subject: cmsg cancel <12345@some.domain>
Approved: canceller@other.domain
Control: cancel <12345@some.domain>
==========================================================

報告の例。
==========================================================
Newsgroups: fj.news.net-abuse
From: canceller@other.domain
Message-ID: <23456@other.domain>
Subject: ECP/EMP cancel (original subject)

以下のMessage-IDの記事はECP/EMPなのでキャンセルしました。
<12345@some.domain>

この記事はURL....
にあります。誤ってキャンセルされているときはrepostしますので
ご連絡ください。

ヘッダのサンプル。
Path: news.dti.ad.jp!...!news1!news2!some.domain!not-for-mail
Newsgroups: fj.test
From: sombody@some.domain
Message-ID: <12345@some.domain>
Subject: original subject

以下適当に引用

==========================================================
-- 
end
newgroup fj.chat within 2 months! fj.chatを作ろう運動開始。
shuji matsuda <smatsuda@mc.med.keio.ac.jp>

-- 
松田@NY