佐々木将人@函館 です。

>From:Yasuyuki Nagashima <yasu-n@horae.dti.ne.jp>
>Date:2003/07/27 01:43:18 JST
>Message-ID:<bfub0t$3gg$1@newsl.dti.ne.jp>
>
>さらに言えば、ある年齢以下の死刑禁止は
>人権B規約6条5項、子どもの権利条約37条で定められていますね。
>これらも破棄するところまでいくのかって話も…(勇気いるぞ)

面倒だねい。

>>そして
>>「幼稚園児が火遊びした場合に現住建造物放火罪を問えというのだな。
>> 3歳児が物を投げて壊したりしたら器物損壊罪を問えというのだな。」
>>って小1時間問い詰めたい気がしている。
>
>いやぁ、今、エキセントリックに叫んでいる人たちは、
>「おお、そうだ」と言うと思いますよ。
>
>しかし、その考え方の裏にある残酷さが見えていない。

そう思う。
どこがエキセントリックかと言えば
おそらくは自分の子供が被害者になることしか考えてない。
自分の子供が加害者となってこれが適用になるとは考えてない。

>子どもにそこまで大人なみの責任を求めるなら、
>被害者だった4歳男児だって
>「なんでノコノコついていったんだ?そんなことも判断できないの?」
>って言い方ができちゃうんじゃないかな。
>…それに賛同する人はまずいないでしょう…

12歳と4歳は違うって言う人はいると思うけど
その場合その間のどこに線を引くのか
線を引いたところでその線の前後で不具合が起きることをどう考えるのか
……きっとそこまでは考えてない……。

>刑罰をある意味「社会への責任を果たすこと」ととらえたとき、
>同じように代わりに親に果たさせる、って考え方はどうでしょう?

刑罰が正当化されているのは
「禁じられた行為をしないですませることができたのに
 そこをあえてした」
って点からで
それが認められないものについては
「刑罰」はさすがに科している例がないのです。

むしろ刑罰以外の方法でよいのではないか……と。
で、それは現に認められている訳でしょう。
(損害賠償は通っている。)

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ルフィミア「私のアンソロ本を書くって本当?」
まさと  「それ、微妙に間違っている……。」