《スエーデン式?いったいいつの時代の税制だ?》

政府税調の「企業減税優先」
時代錯誤だ。

「いったい、いつの時代の税制だ?」といいたい。

国民は増税で、企業は減税?

いかにも、ヨーロッパ型を志向しているかのように見える。
時代錯誤だ。

スエーデンなど典型だ。
企業は思い切って減税し税負担が軽い。
一方で国民には非常に重い税金がかかる。

スエーデンは人口800万人程度で、国内市場が非常に小さく、企業のメイン市場はヨーロッパだ。
国内市場を重税で活力を奪っても、ヨーロッパ市場で稼げれば問題ない。

スエーデンは国民に重税を掛け、一方で企業は減税し、輸出国型の税制を取っているわけだ。

対立するのがアメリカだ。
アメリカは輸出比率が小さく国内市場重視型だ。
国内市場の活性化を重視している。

その場合、企業より国民減税を優先する。

政府税調は企業減税優先で、国民は減税をカットし増税している。
明らかに、「スエーデン式の輸出国型税制を志向している」といえる。

工業化時代の税制であり、大きな政府の税制だ。

とんでもない時代錯誤。

頭が古い。
これで選挙に負けでもしたらいったいどうする?

政府税調交代。