金正日後の北朝鮮軍部の命と階級の保障がなければ2.26事件なみに氾濫す
るだろう。軍人とはそういうものだ。自らの組織を守るためには国民に機関銃
を乱射してでも生き延びる。官僚の常識である。警察もそうではないか。およ
そ組織とはそういうものである。それをさせないために、日本は改憲してはな
らず、権力への監視機構が憲法により保障されてなければならないのである。
改憲はそのたがをはずし暴力をもつ組織の独走を防止できないわけだ。

さて、北朝鮮の軍部は、暴発するか?する。常識である。

それを抑えるのは?

中国共産党でなければならないのである。可能か?
可能である。

米国は本音はこの路線ではないだろうか。
中国の市場化、中国への資本投下、これで圧倒的に肥え太っているのは中国軍
部である。河口に流れるように金も技術も中国軍部に集まる。
米国は、この流れの急所を知っているはずだ。私の見るところ、この急所とは
人民元の完全自由化による人民元の為替操作である。一気に中国の経済の息の
根を止めることになる。バブルの演出とその崩壊はすでに日本で証明されてい
るもっとも有効な方法である。
人民元は早晩切り上がる。自由化も12月だろう。そうなれば米国は中国の命運
を握ることになる。