走行日: 2010年3月14日(日)
早朝に家を出ても輪行している時間が結構長く, 自走開始は10:30でした。それでも最初から走るよりは充分に早いため, 一昨日のような暴風による妨害が無い事を除いても, かつて自走で走った場所へは数時間早く辿り着くことができます。だからこそ今回はより先を目指すのです。妹達と共に(台無し)。
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(12:34) |
館山バイパスから多田良交差点まで戻って, 旧国道(千葉県道302号館山富浦線)に入ります。海岸ギリギリで堂山(107.5m)を回り込むようにカーブするところから, 館山市となります。一昨日当初時点での最終目的地ですよ。 |
(12:43) |
この旧国道沿いの海岸部は別荘地となっており, 洒落た感じの民家が立ち並んでいます。そんな中に『ペンション白亜の館』というところがある……と事前に調べてあったのですが, それらしき名前を掲げた建物が見当たりません!? 別荘地だけに本当の民家と施設との区別が付き難いし, どうしよう……。折角, 涼城白亜を連れて来たというのに(^^;;; 白亜は妹キャラではありませんけど, ざんげちゃんがナギ様の妹だということで。 取り敢えず, 一番それっぽいと思った建物のところで記念撮影をし(実はもう1つ別の建物でも撮影している), 万一民家だった場合に備えてモザイクを掛けて, 公開します。『妹』巡り第4目標を達成……かな? |
(12:47) |
堂山の南面中腹に船形山大福寺, 通称『崖ノ観音』という寺院があります(本堂は右側視界外)。地図読みで地上30m, そこから崖上まで20mという断崖のド真中にある観音堂です。開山は717年, 館山市有形文化財に指定されています。 |
(12:53) |
那古船形駅へやって来ました。1年半前に来た時は日没に加えて雨でしたから, 初めてまともに駅を眺める事ができます。崖ノ観音にしたって前回は気付いてもいなかったしね。やはり日没は旅の敵です。 |
(13:08) |
平久里(へぐり)川を湊橋で渡り館山市街へと入って参ります。そこにあるのは鶴谷八幡宮, 安房国総社です。道中安全でありますように。 |
(13:14) |
館山駅に到着です。君津駅に続く, 内房線の運行形態が大きく変わる境目でもあります(上りも下りも半分近くが館山止まり, 特急も館山発着が多い)。 1年半前に来たのはここまで。さあ, いよいよ未知の道へと踏み出しますよ! |
(13:16) |
館山駅のすぐ南, 北条交差点です。手前はここまで来た旧国道(千葉県道302号館山鴨川線), 正面は国道410号, 左折方向は国道128号, いずれも起点です。駅巡りとしては左折するべきなのですが, ここは訳あって直進します。 |
(13:20) |
何故かというと, 長須賀にこういうところがありまして。 |
(13:28) |
『雑貨屋ねむ』に, 朝倉音夢を連れて来ました(*^^*) しかもD.C.S.S.仕様の一回り大きなフィギュア。慎重に保護していたとはいえ, ここ迄もこの後も破損することなく, こんな乱暴な企画に付き合ってくれた良い妹です。あ, 義妹でした。『妹』巡り第5目標, 最後の目標を達成です。 実は5人が5人とも, 上手い具合に違うタイプの『妹』が集まっていたり。湊は『実妹』, 明鐘は『異母妹』, 蛍は『疑似妹』(ちょっと表現が難しい……), 白亜は『妹の依代』, 音夢は『義妹』。さあ, この中では誰が一番好きですか? |
(13:31) |
R410は超逆光の潮留橋を渡って館山(旧館山町。館山駅付近は旧北条町)へ向かいますが, 音夢を巡り終えた私はここを左折し北条市街へ戻ります。……この先クランクの多い道なんですが, 城下町なのかなあ? いや館山城があるのは判りますが, 汐入川右岸が内町だとすると城山から離れてしまうんですけど。 |
(13:39) |
南町交差点を右折してR128に入り, 南総文化ホール前交差点にやって来ました。左はR127館山バイパス, 右はR410北条バイパスです。ちなみに北条バイパスの終点は上真倉と言い, 「かみ-さなグラ!」と読みます(待て)。 |
(13:48) |
大字山本字滝川, 46.9mの小山の脇を越えるところに, 距離標識がありました。鴨川まで26km……余裕ですな(『信長の野望 全国版』風)。 |
(13:54) |
鉄路でも, 下車はおろか通過すらした事の無い, 千代の富士駅……もとい九重駅へ到着です。未知との遭遇, わくわく。む, 総武本線の松岸駅のような駅舎。 |
(14:00) |
R128は九重駅付近から内房線とは異なるルートを通り, 3駅をすっ飛ばしてしまいますので, 千葉県道187号館山千倉線を通ります。近接する道が離合する際に渡る踏切が『第x千倉街道踏切』となっているので, この道(の旧道)が千倉街道なんでしょう。 ……と思っていたら, 踏切が警報を鳴らし始めました。館山以降はほとんど普通列車しか来ないんだよなあ, と考えつつペダルを回していたら……向こうからやって来たのは113系でも211系でも209系でもなく……485系改造車, NO.DO.KAだー!? 何と, 初めて見ましたよ! 一体どうしてこの区間を? → 帰宅後に確認。何でも普通列車運転していたんだそうで(http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/train/1260407209/n918より)。 |
(14:04) |
宇田隧道が館山市と南房総市(旧千倉町)の境となっています。ここが実質的な内房(平久里川水系滝川支流二子川?)と外房(瀬戸川水系一反田川?)の分水界でもあります。つまり, この先に降った雨は, 東京湾ではなく太平洋へ注ぐことになるのです。 |