長年の疑問(大袈裟)だった藤倉水源地付近の林鉄経路が, 期待敗れるという形で判明してしまったその後。改めてサイクリングロードに戻ります。いよいよ仁別の集落に踏み込みますよ。おっとその前に, 仁別サイクリングロード最大の名物が待っているぞ。
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(14:25) |
藤倉神社まで戻って来ました。時間ロスは19分, 意外と短いですね。今度は間違いなく, 左側のサイクリングロード=林鉄廃線跡へ進みます。 ゼンリンいつもガイド |
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途中, まずは県道15号藤倉バイパス(?)と交差します。切り通しの具合が良く判りますね。 ゼンリンいつもガイド |
(14:28) |
続いて15号の旧道と合流。ここからは車道右側の歩道がサイクリングロードです。この時, 道の向こう(旭川の対岸)に藤倉水源地の沈澱地付近が良く見えます。 ゼンリンいつもガイド |
(14:29) |
そしてすぐにバイパスが合流してきます。短いバイパスなんですけど, 地図で見れば判る通り, 直角な交差点を解消していますし, この先の拡幅区間にそのまま続きます。 ゼンリンいつもガイド |
(14:31) |
さあ来たぞ, さっき対岸から見た, 藤倉二重桟橋! 元々はここまでと同様の, 右側に歩道(サイクリングロード)を持つ車道だったんですけど, 車道拡幅した際に逐いやられたサイクリングロードが下に潜って, 二重桟橋と化したんです。仁別サイクリングロードの名物ですよっ。 まあ15号にも歩道はちゃんと続いていますけど, この先の経路が違うのです。 ゼンリンいつもガイド |
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下段, サイクリングロードの途中, 藤倉ダムを真っ正面に臨みます。右岸側の放水路も判りますね。 |
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ダムを越えた付近でサイクリングロードは15号と別れ, 川に沿って走ります。ダム前面(上流側)を眺められるのはこっちだけ! ゼンリンいつもガイド |
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仁別サイクリングロード名物その2, 「洞門」。その奥は, 安全措置も何も無しに旭川へ真っ逆様です。五万分一地形圖「秋田」大正元年測圖 同十四年鐵道補入版によると, 仁別林鉄の初期にほんの一時期だけ, この洞門を路線が通っていたようです。昭和元年のガソリン機関車導入によって狭い洞門を通行できなくなり, 脇に新線を通したのではないかと予想しています。 ゼンリンいつもガイド |
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昭和十三年修正測圖及修正測圖之縮圖版では既に洞門は通らなくなっていました。代わりに作られたと思われるのが, 右側から延びる「洞門の橋」。やはり林鉄の橋は, 朱に塗装されたプレートガーター橋だよね…… なお, 経路変更された後, 洞門は滑べり止め砂を焼く場所として使われたそうです。 |
(14:41) |
旭川最奥部, 最後の集落である仁別地区へやって来ました。ここでまた15号と合流。すぐ先右側に堂の下橋が見え, 橋を渡ったその先が仁別リゾート公園ですが, 15号自体は直進します。 ゼンリンいつもガイド |
(14:42) |
15号を直進すると, すぐ先左側に広い空き地が現れます。この奥側に, 秋田中央交通(旧秋田市営交通)のバス路線・仁別線の終着点である中島橋バス停があるのですが……ここが, 仁別林鉄仁別線の終点・仁別駅跡でもあるのです。ここから多数延びた支線の一大集約基地。旅客営業もここまででした。 ゼンリンいつもガイド |
(14:43) |
すぐ側に, 旭川と仁別沢の合流点があります。 |