2001年11月ベーマガ読者集会(関東編)旅行記

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集会2……ついに薪割り!

テトリス対戦風景(後)

さて, 自己紹介の次は「ゲーム大会」。PLAY STATION(みるぷ〜☆さんの私物でしたっけ?)の「テトリス」と「薪割り」。

まずはテトリスです。このゲームについての解説は必要ないでしょう。とにかく, トーナメントで勝負です。優勝賞品は, 各自が持って来た提供品をかき集めて準備。


テトリス対戦風景(前)

対戦の様子(実際には, トーナメント戦終了後の自由対戦の様子だけど)。


テトリス対戦結果

対戦結果。決勝でアコピャンさん墜落(謎)により, KARASUさんの優勝でした。


テトリス優勝賞品(A)
テトリス優勝賞品(B)

で, 賞品がコレ。テレビやゲーム機以外の, 机の上にあるもの全部。各自持ち寄ったもの全部なので, こういうことに……。紙袋&箱で3つ分(下写真)。

はっきり言って, 優勝者いじめですコレ。KARASUさん曰く, 最近部屋の整理をしたばかりだそうで, 参加者全員でまた混沌状態に戻してしまったんですね(笑)

なお, 私が提供したのは「JX版英雄伝説サーガ」(3.5吋FD3枚組)。最近ほとんど有名無実だったとは言え, 旧機種研究会の奥の手, 最終兵器です。とてつもなく希少な品です。「英雄伝説サーガ」, マイクロキャビンのアドベンチャーゲーム(1984年)。「チャレンジ! パソコン アドベンチャー・ゲーム」(山下章, 電波新聞社, 1985年)にも掲載されています。EGGプロジェクトでは, 残念ながら2001年12月30日現在販売されていません。

本音を言えば, X1版やPC-88版のソフトは実機があるので放出できないのに対し, JXは実機がないからなんだけど(笑)


薪割り

次なるゲームは……ついに出た「薪割り」!!

これは説明が必要でしょう。電気グルーヴ監修のミニゲーム集「グルーヴ地獄V」内のゲームのひとつで, ベーマガ関係集会ではもはや必須アイテムと化しているものです。他にも「ボールペンのキャップはめ」だとか「ルーンワースの神殿での訓練と同じゲーム」(謎)だとか, いろいろあります。

内容は「ばーさんが出す薪を, ひたすら斧で割る。ただし, ばーさんは時々『イルカ』『ウサギ』『コアラ』なんてものまで出してくるので, これを割ってはならない。しかし『ウサギ型の薪』などという紛らわしいものも出てくる。これは割らなければならない。100本割ったら終了」。


薪割り2

内容はひたすら意味不明ですが, パーティゲームとして異様に盛り上がります。リズムよく「スコーン, スコーン」と薪を割っていく壮快さ(え?)。10本割るごとに「ガラガラン」と薪が積み上がる達成感(は?)。どーぶつを割らなかった時に聴こえる歓声「オーッ」に動物愛護の精神を学び(何?), 間違って割ってしまった時の斬殺音「ズビシャッ!」に人生の儚さを知る(嘘つけ!)。そんなゲームです。

私は2年半前の集会で初めて見たのですが, その際は時間がなくて人のプレイを見るだけで終ってしまいました。2年前の集会の時は, 見ることすらできませんでした。地元の友人は誰一人として知らないゲームだし, 自分はPLAY STATIONも何もゲーム機は持っていない(当時)ので, 今回が完全に初プレイです。


薪割り結果

結果。先のテトリスのトーナメント表を流用していますが, トーナメントをやったわけではありません。名前の上下の表を御覧下さい。2回プレイして, それぞれで薪を割った数が下に, 合計が上に書いてあります。以下に書き直しました。

名前PANDATANJENTルストフレムオカッチTNT爆弾記号屋BM支店KARASUアコピャン響リョウ水野夢絵みるぷ〜☆
合計26924893507100512159
1回目1882517376048920
2回目25423764704013239

はい。私, 初挑戦でいきなり優勝してしまいました。TANJENTさんが2回目を失敗したのが勝因かも(自分が強い訳ではない)。

優勝商品は, 「ユトナ英雄戦記 ティアリングサーガ」(PlayStation版ソフト), 「イオングループの割箸」(つまようじ付き), 「ハローキティぬいぐるみ」(使用済)の3点。……何なんですかそれはーっ!! 訳わかんないわよ!


ベーマガCD閲覧中

さて, 後は撤収時間まで交流タイム。ひたすら雑談する方, 合作イラストを作る方, ゲゲボドリンクを飲む方(笑), 古代の闘技場バックナンバー(私が持ち込んだもの)を読む方, 他いろいろ皆さんなさってましたが, 一番人気は, TANJENTさんが持ち込んだベーマガCDでしょうか。

説明しましょ。ベーマガCDとは, 雑誌にCD-ROMを付録として付けることが珍しくなくなった時期である1995年, ベーマガでも4月号から10月号までの7号にのみ付録したCD-ROMのことです。連載記事連動企画, OFコーナーCD版(カラーイラストが載る), 影さんたちの生声が聞ける(笑)といった目玉がありましたが, 何と言っても究極の「ベーマガCDらしい」企画は, 投稿プログラムを収録したことでしょう。それもテキストデータや中間プログラムじゃない(もちろんそれもありましたが)。MSXやポケコンのプログラムを「音声トラックで」収録するという, 意味の分かる人には感動ものの企画でした。

……まあ, この集会にMSXを持ち込む人はさすがにいませんでしたから, 茶飲み話のネタにしかならないんですが。


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水野夢絵 <mwe@ccsf.homeunix.org>
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