例えば、都知事や自民党、あるいは産経・古森氏の影響下にあるサピオで右寄りの
方々とか、または朝日のリベラルな反戦色に批判的な方々が、朝日と応酬を演じてい
るのです。

"Junya Suzuki" <PP6J-SZK@asahi-net.or.jp> wrote in message
news:3f9feb02$0$599$44c9b20d@news3.asahi-net.or.jp...
>
> 社として「左」かどうかはたしかに良くわかりません。しかし朝日の記者連中が心
> 情左翼だからそのような記事をかくだけです。そもそも記事の内容と紙を売り上げ
> はあまり関係なかったので、記者連中としては自分の満足するような記事を書くだ
> けです。

若干の、あるいは著しい変容を見せているわけです。おそらくは、日米貿易摩擦への
対処や冷戦終了、天安門事件、日本の構造改革などの世界史的舞台で、国連、米英、
外信等からの関与を受け、他の報道媒体とともに国際観を洗練せざるを得なくなり、
姿勢を制御していったものと推定できます。

米民主党寄りの記事が目立ちます。ブルッキング研究所など米シンクタンク出身者も
おり、連携が深いようすです。このような訳で、日米のリベラル派の知識人に広範な
人脈を擁しています。リベラル派の知識人といっても、米国側には、直接間接、CIA
や国防総省に連なる人々もいるはずです。朝日は、あくまでリベラル基調ですが、米
国、国連、または米シンクタンク経由の軍事情報は時に目を引きます。

朝日新聞には、同時に、反米色の強い、仏ルモンド紙に近い一派も共存しているよう
です。また、在日朝鮮・韓国系の人脈も多く、人権運動とか、民主化運動とかのもの
で、容共派人脈の他に、キリスト教関係者の人脈があるものと推定できます。

つまり、朝日は、日本や世界の民主化・リベラル化という政治哲学に関心の強い新聞
です。それは時に、日本の解体を意図するかのようで過激です。しかし、こうした傾
向は、読売の系列やフジテレビにも見受けます。

左翼関連については、原水協・原水禁の確執以来の内紛を抱えており、いろいろなリ
ベラル系サイトから内紛のようすが分かります。例えば、朝日と赤旗の対立です。最
近では、アフガン戦争を巡り、朝日新聞がアフガン戦争に肯定的であったというの
で、反戦団体から非難されていました。このような意味では、テレ朝のNステは朝日
新聞より反戦団体に近いと言えるでしょう。

しかしながら、右寄りの方々がテレビの姿勢を批判する時には、注意とコツが必要
で、報道姿勢が左寄りのように見えて、実際には、社民党か共産党や民放労連など左
寄りの圧力を苦慮しながら封じていることがあります。テレ朝は社民党と対立してい
るような印象がありますが、勘違いかもしれず、詳しくは分かりません。

共産党と言えば、最近、国防総省詣でに参加したり、議員の一人が不注意とされてい
るがテロ法案に賛成してしまったり、イスラム系の会議に参加したりと、何らかの動
きを見せていますね。真意は図りかねますが。

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