ichiro,sさんの<eg9lhd$t1f$1@news-est.ocn.ad.jp>から
>先に、この青二才如きが戦争中の何を知っているのかと書いたのだが、
>こいつははぐらかしただけだ。極右というものは斯くも自分に都合よく
>立ち回る人種らしい(長州藩も安倍総理もそうだが)。
>一つ単純な質問をしよう。国際軍事裁判の設置について……
>
>東風 wrote in message ...
>> 国際法廷は事後法を作り、適用したもので、インドの判事がこの事に反対している。
>
>では、国際法廷に反対した印度の“反対”が正しく、
>賛成した他の多くの判事の“賛成”が正しくない、とする根拠は何?

馬耳東風なんだから馬語でなければ通じはしない。2歳馬か3歳馬かのもんだ
いではないね。

インドが事後法であると主張したのは、国際軍事法廷の票決が有罪になること
を見越してインドの国益に適う立場をアピールしたと見るべきであろう。
インドは思考スケールの大きな国である。
まず、この国の悲劇は、東インド会社によるインド人廃人化かつ奴隷階級固定
化という国民レベルの悲惨な歴史がある。ゲンルマン民族(アングロ・サクソ
ン人、フランク人、・・・)の激烈な侵略に対して悲惨をなめつくした。
東インド会社は領土を獲得する権利、獲得した領土内で法律を制定する権利、
同じく通貨発行の権利、同じく条約を発行する権利、同じく戦争を遂行する権
利、同じく裁判で裁く権利、同じく統治する権利等々、まさに屈辱のインド奴
隷国家化である。

日本がインドを瞬間的に支配した比ではない。
つまり、連合国白人は、インドの宿命の天敵なのである。
インドは、米英仏ロとはっきりと一線を引いておくべき、それが戦後インドの
独立に必須。1947年イギリス自治領のとしてのたがを締められて名目の独
立。1950年新憲法を発布して議会制民主主義にもとづくインド共和国を樹
立したがこれもイギリス連邦内のものだ。

いかに、ゲルマン民族、わけてもアングロ・サクソン人の支配力が強いか、そ
の求心力から逃れようとするぎりぎりのインドの苦悩の体温が伝わってくる。
インド独立におけるマハートマ・ガンディーの不服従運動は非暴力による無抵
抗の抵抗思想。この思想で人がいくら銃殺されようと自らは非暴力に徹底して
従わない思想で、独立を勝ち取ったわけだが、この思想は日本の平和憲法に非
暴力という点で受け継がれている。決して非暴力は敗北主義ではなく、激烈な
暴力から独立を勝ち取った栄光ある思想である。わが国は独立国家として外交
の腕があり、国連の場があり、およそガンディーの悲惨さとは比べ物にならな
いステータスがあり、平和憲法のもつDNAにインドがあることをわれわれは
知る必要がある。

インドがこのような歴史的経緯を持つ国家であり、巨大な思想を実践してきた
民族であることを抜きにして、事後法云々の主張を切り取って論じることは無
意味である。インドは自国の独立をにらんで主張したのである。

極東国際軍事裁判は1946年にはじまり年インドの事後法への拒否は、欧米
への警戒と横暴への抵抗である。
ただし、それは、日本のためという1948年11月12日判決が下された。
インド独立前にはじまり、インド独立したといえどもまだ真の独立ではなくイ
ギリス自治領の時代。1950年の独立のまでまだ過程がある時代である。
のではない。その主張の意味するところは独立国

>かつ国際社会はいずれを執るべきであったか? そしてその理由如何。
>
>この青二才にはこんな簡単な質問にさえ答えることはできまい。
>議論するだけ無駄だな。