神戸です。

#ちなみに私自身がこの委員会を支持しながらも委員会に参加はしないのは
#現状ではある種の記事の削除に強い利害関係があり
#立場的にあまり中立的でないという意識があるからです。

On Thu, 06 Apr 2006 23:26:56 +0900, Masanori HATA <hata@iname.com> wrote:
> 畑です(誰?)。
> 失礼ながら、「ffj 委員会」というものは問題に対する対症療法に過ぎるのでは

対症療法も大事ですよ。
個人的な話ですが先日ついに痛風の発作(関節炎)を体験しました。
その際対症療法で頂いてきた鎮痛剤と湿布はすごく、すごく、…、すごく
ありがたかったです。
ちなみに痛風では根本的な治療法として尿酸値を低下させる薬などを処方されますが、
これは痛風の発作そのものについては症状を悪化させる可能性のある両刃の剣でして、
まずは対症療法で炎症を沈静化させた後でないと根本的な治療は出来ません。

現状、「荒らし」に対処する議論や別名の取り扱いの議論、
投票に関する議論に「荒らし」自身が参入し、
それに知らずにうっかり反応すると嫌がらせのSPAM的投稿が増えて
S/N比さらに悪化という状況にあるわけで
根本的な対策について議論することそのものが難しくなっているように思います。
荒らしは別名を多数展開しているのでうっかり地雷を踏む危険があるわけです。

また風邪症候群のように必ずしも明快な根本的治療法がなく、
基本的に対症療法しかできないようなこともあります。
もしかすると荒らしに通じる銀の弾丸はない可能性もありましょう。

個人的かつインフォーマルな観察ですが、
2chなど掲示板で荒らしが出たとき一番効くのは迅速に削除がなされたときです。
(最近は中々削除が追いついていないようですが。)
荒らしは何も達成できないため荒らした実績が
自分の記事とそれに対する反応記事という形で残ることが唯一達成感に繋がる
ということなのかも知れません。
(SPAM業者は投稿するところまでが仕事で、それが終わったあとその掲示板を見ていないので
効き目はないようですが、荒らしは反応を見るのが唯一の楽しみなように見えます。)
この観察が正しければ対症療法は
案外荒らしにとっては直接的に効くのかもしれないということになります。

> せっかく、管理委員に選出されたわけですから、どうせなら管理体制の改革に大
> ナタを振るっていただきたいと思う所存です。
>
> それは一言で言うと「管理権限の強化」。管理委員会がもっと機動的に動けるよ
> うな形に改革するのが先決ではないかと思います。その上で、管理委員会キャン
> セルを発動しまくるなり、思う存分、采配を振るっていただきたい。

そういったような管理ポリシはこのNGでまさに我々が議論すべきことで、
(委員も購読者に含まれるので議論に参加してももちろんいいでしょうが)
委員にオマカセして決めて貰うことではないでしょう。

委員はボランティアな執行機関ですから
当面は当面のNGMPに従って執行していただければそれだけでも十分であるわけで、
それが滞らない範囲であれば他の活動に参加されることには何の問題もないと思います。

> そもそも、投稿記事の質の S/N 比の問題についてですが、グループ構成の徹底
> 的な統廃合によるグループ数の圧縮によって記事の流量を一定以上に保てば、ノ
> イズはその分目立たなくできます。また…

というご意見ももっともではありますので、
そういうスレッドを立ててこのNGで議論なさってはどうでしょうか?
私も少々NGは整理したほうがいいかなと思っています。
(実際問題としてゲームとかあまりに分散していて話題が立てにくいし。)

あとは「ノイズ」と括られそうな記事の中に単にS/N比を下げるだけでなく
個人情報や著作権的にマズい情報をばら撒いたりするなど、
その記事が存在することがそもそも望ましくないような記事もあります。
それらはNGの統廃合だけではどうしようもないでしょう。

> 元来、グループ構成をどうするかは「読者全体で決め、管理委員会はそれに受動
> 的に従って処理する」という規定に思われます。直接民主主義性とでもいうので
> しょうか。が、この辺りを、間接民主主義性に改めるべきだと思います。具体的
> な一つ一つのグループ改廃にいちいち読者の直接投票を仰いで決定するのではな
> く、管理委員会が協議なりして決める。読者は、管理委員会の選出にあたって、
> その意志の反映を試みることができるわけですから。そのくらいにしないと、人
> の出入りが特定できないネットでは、何でもかんでも直接投票で意思決定してい
> ては効果的に動けないと思います。

そういうご意見もありましょうが、権限強化は一方で委員会の判断の負担、責任を重くし、
場合によっては仕事の量を増やすことにも繋がります。
ボランティアの委員にそこまで求められるかという問題にもなってくるわけです。

明確に規則を決めることがおそらく委員の判断の負担と責任を削減することに繋がると思います。
(直接民主制のままで行くにせよ間接民主制を入れるにせよ有効な話ですが。)
ですから委員会の権限の強化を行うならセットで委員会の判断負担/責任の削減が必要でしょう。
そのようにグループの改廃を短縮したり決定を容易に出来るような
NGMPの改定を行うのがよろしいのではないでしょうか。
例えば流量を観察して機械的な判断で改廃したり、
あるいは改廃候補に挙げるとかいった規則がありえるかもしれません。

> また、河野さんが過去に既におっしゃってるようですが、今の過疎化の状態から
> すると、委員の任期の延長も管理委員会の機動化には欠かせない課題だと思いま
> す。まずは 2 年任期にして、毎年半数改選制度にするとか、任期の面からの委
> 員権限の安定化を図ることも必要だと思います。

これも同じく、わからなくはないですが、
委員の負担増に繋がる可能性があります。

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