嶋田です。

NIDE Naoyuki wrote:

>   米原から豊岡までの「大社」のルートは京都経由に比べて
> 大回りな印象がありますが、実は大差ありません。現在の
> 営業キロで、「大社」のルートは220.7km、京都経由で216.1km、
> その差はわずか5km未満。なので、

         距離は大して違わなくても時間的にはどうでしょうか。
        ヨン・サン・トオの時点で米原→松江間が8:57もかかって
        います。一方で京都→松江間を〔白兎〕を利用するとして
        当時は新快速はなく、また普通列車の本数も少なかったの
        ですが、京都で〔白兎〕に繋がる列車として米原13:00発
        の富山発大阪行き普通列車だと京都で40分ほども待ち時間
        がありますが、それでも米原→松江間8:19です。〔こだま〕
        を使えば7:04です。これでは、「乗り換え無し」と「北陸
        −山陰直通」という意味しかありません。

> 「最長片道切符の旅」にも、米原から鳥取まで同列車を利用する
> おばあさんの話が出ていますが、むしろ「そんな利用の仕方を
> する人がいるんだ」的驚きを持って紹介されていたと思います。

         ま、そういう暇のある人か物好きぐらいしか利用
        しなかったのでしょうね。

>   もちろん、小浜線・宮津線内から名古屋や北陸や山陰線への
> 連絡列車としての働きもあったでしょう。

         結局、この働きだけで後年、運転区間が短縮されて
        しまいますが、やっぱり廃止になってしまいますね。

>   個人的には、天橋立発着に短縮されてからもしばらく「大社」
> を名乗っていたのが不思議でした。

         単に改名するのが面倒だったのでしょう。帯広止まり
        の〔まりも〕とか高知止まりの【しまんと】などと同じ
        ようなものかと。
         これのなれの果ての快速が晩年はキハ53のワンマン
        単行運転だったのには驚きました。小浜以東は2両増結
        していましたが。


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         /--------  嶋田 誠 (SHIMADA,makoto) ------------
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