真木子です。

デンシャロイドってデンライナーの仲間ですか。デンライナーには電話が通じた
けどね。
ライダーと放映期間がずれるようになって以来毎年のことだけど、もう40話を
過ぎているという実感がない。


第14話「帰って来た映画監督」

起き上がって怪人態に変化するワイズマン。体から青い魔宝石を出す。
「さて、おまえのいざなう先は、絶望か、フッフッフ、それとも・・・」

凛子が面影堂にやって来たが、晴人はコヨミを連れて外出中。
ファッションショー(コスプレ?)をさせられたコヨミは結局何も買わず。晴人
がベレー帽を買ってプレゼント。
その足元に、ガウガウと見たことのない使い魔が。

男にぶつかってコケた兄ちゃん。怒鳴られると、「おめでとうございます。今日
の死体役、その一に決定しました」と逆に迫る。
そこにメデューサさん、「みーつけた」
使い魔はコヨミに任せて晴人が駆け付けた。
兄ちゃんは、「あ、おまえは、あの時の」
「え? 誰だっけ」
変身して戦うのを見て「魔法使いになったのか」
簡単にウィザードをやっつけるメデューサ。「邪魔をするな、ウィザード」
「ゲートを見殺しにしろって? 冗談」
ふーん、という反応のメデューサに、ハリケーン・ドラゴンでようやく互角の戦
い。チョーイイネを受けてメデューサは姿を消した。
前にどこかで会ったっけ?と兄ちゃんに訊くと、勘違いじゃないか?という返
事。さっさと去ろうとするのを引きとめる。「あんたのこと、護らせてくんな
い?」嫌だと言ったらどうするの?

無意味に不気味な面影堂に、明るく顔を出す女の子。
「あ、久しぶりのお客さん」
目当ては映写機。映画の撮影に参加したことがあるという。といっても、完成し
たかどうかもわからない自主映画。監督が行方不明と聞いて、刑事らしく反応す
る凛子ちゃん。
そこに晴人がさっきの兄ちゃんを連れて帰ってきた。
「さとっち?」
「あ・・・やあ。千鶴」
この兄ちゃんが問題の監督、石井悟史。ファントムから逃げてて・・・と行方不
明の言い訳。晴人が魔法を実演して、千鶴もファントムの存在を信じてくれた。
未完成の映画、観たかったと千鶴が言うと、悟史は急に、一刻も早く完成させた
いと言い出す。「映画は俺の命だ!」

大学の映研部室にやってきた一同。悟史に追い出された4人は、庭で千鶴の話を
聞く。いきなり声を掛けられて主演したこの自主映画がきっかけで、女優に。
「あの頃は楽しかったなー」
今はいろいろ大変らしい。
部室を覗くと、さとっちがいない。ファントムか!と慌てて捜し回る一同。

森から怪しげな洞窟を抜け、廃墟のような建物まで案内されたコヨミ。カーテン
の奥の寝台には青い魔宝石が。寝たきりというわけではなかったのか、ワイズマン。
使い魔ケルベロスは白ウィザードの所に戻る。ヴァルゴとタチバナさん・・・て
のはやったばかりだから、もう少し複雑な関係か?

ようやく抜け出せたと息をついた悟史、メデューサとフェニックスに見つかり、
リザードマンの正体を現す。
「勝手に人間を襲い、ゲートを減らした罪は重いぞ!」
チャンスをやるから、指輪の魔法使いを消せと指示。

今日のスペシャルはポワトリンどーなつ。
晴人は相手にせず通り過ぎる。

魔宝石を持ち帰ったコヨミ。

晴人に声をかけ、散歩に誘う悟史。隙を見てリザードマンになり、車で押しつぶ
そうとしてみたりするが、失敗。悟史の姿が見えなくなっても平気な晴人、護衛
役としてはいかがなものか。
ついにリザードマンへの変身を目撃され、半年前のリベンジだと開き直る。儀式
の直後、晴人に襲いかかって白ウィザードにふっとばされた奴だった。
「あのときおとなしくファントムになってりゃ、化け物の仲間にならずに済んだ
のにな」ファントムから見ると魔法使いが化け物らしい。
そこにさとっちを捜して千鶴が来た。見物していたメデューサさん、ゲートだと
気づいて、千鶴を人質にするリザードマンを攻撃。「その女をやられちゃ困るのよ」

つづく。


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★☆★ この世に正義がある限り、悪もなくなることはない:-) ★☆★

  小路 真木子(SHOJI Makiko)   shoji@kyoto-econ.ac.jp