中国の新疆ウイグル人の暴動は、広州に出稼ぎしていたウイグル人が中国女性をレイプしたちとい「ガセメ-ル」による大喧嘩が発端であるとされている。
 その裏には、長年にわたる中国の新疆アングル人に対する差別や地下資源からの富の一人占めなどに対する恨みがあったことも大きな要因になっていると思う。
 このウイグルに対する不当な中国の弾圧に対して、ウイグルの団体は、世界が中国を非難しなさ過ぎるとの不満を漏らしている。
 中国を非難したのは、同系民族のトルコくらいである。
 中国を非難しない理由は、13億の人口を抱え、高度経済成長を続ける有望市場を持つ中国に、文句をつけて、その市場から退けられる経済損失がこわいからである。その様な例は、これまでもいくつもある。
 要するに、金儲けが最優先で、その前には正義も人道もくすんでしまうのが、情けないが、人間社会だということなのだ。
 国連の人権委員会で全員一致で非難決議でもすればよいのだが。
 村上新八