24日に内閣総辞職を控えて、大田農水相が辞職した。
 事故米の食用転用の結果責任を取る、という理由だが、この人は大体、政治家としてのセンスに欠けていると思う。
 以前には大学生が集団レイプした事件の際「レイプするくらいの元気があるのはよいことだが」と口を滑らせて、物議を醸し、次の総選挙では落選の憂き目を味あわされた。
 今度の事故米では、「人体に害がないからバタバタしない」とか、その前の毒入り餃子事件では「国民がうるさいから」などと、政治家としては全くノ−センスの発言を繰り返している人物だ。
 前のレイプ事件失言の経験から、事故米で引責辞職したほうが、選挙を前にして、党にも自分にも得だと思って、こんな変な時期に辞職したのであろうが、こういう、政治家としてのセンスゼロの議員は、大臣だけでなく、即刻議員を辞職すべきである。
 後始末もしないでの辞職は無責任だという意見もあるが、こんな人物にはどうせまともな後始末は出来っこないであろうからである。
 村上新八