しらいです。

 この内容がどう EMOBILE に結び付くのか不明ですが。

In article <20080717234830.879a3fa5.tuc@vfemail.net>,
Taku  <tuc@vfemail.net> wrote:
>> >ちなみに、MS-Windowsは95と98(とMe?)にはPC-9801用がありました。
>> >これも発想はMS-DOSと同じで、システムを入れ替えれば
>> >アプリケーションは共通で使えるという建前です。
>
>MS-DOSの時代はアプリケーションは共通ではなかったはず。

 共通に作れば共通になりますし、それぞれの architecture に依
存した code を書けば専用になります。例えば LHa みたいな環境
依存性の低いソフトは PC-98x1 & DOS/V 共通でした。
 今でも CPU やチップに依存したアプリは作れるので、「作ろう
とすれば architecture に依存しない共通アプリが作れる」という
点では MS-DOS からになると思います。


>共通になったのはWindows95以降です。

 Windows Me まではユーザアプリが BIOS を直接叩くことが出来
たので、そういうプログラムは Windows でも PC-98x1 専用アプリ
になります。
 Windows API が BIOS 機能を吸収してくれていて、敢えて BIOS
を叩く必要が無くなったため、殆んどのアプリを共通アプリにする
ことが出来たというだけです。
 Windows 95 の頃までは、まだ各々の専用アプリが多く残ってい
たと思います。

 NT architecture になると BIOS 制御が禁止されているので、そ
ういうプログラムは PC-98x1 用も DOS/V 用も動作出来なくなりま
す。そういう意味では共通になったのは Windows NT 以降ですかね。
 でも、DPMI を上手く使えば BIOS を間接的に叩くことも可能な
ので、そういう凝ったことを敢えてすれば NT でも PC-98x1 専用
アプリを作ることは出来る筈ですよ。

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                                               しらい たかし