From(投稿者): | 村上新八 <shinpa@cronos.ocn.ne.jp> |
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Newsgroups(投稿グループ): | japan.jiji |
Subject(見出し): | 乗客の安全確保に徹した崇高な精神力 |
Date(投稿日時): | Sat, 12 Apr 2008 10:36:36 +0900 |
Organization(所属): | NTT Communications Co.(OCN) |
Message-ID(記事識別符号): | (G) <ftp3n3$hgc$1@news-est.ocn.ad.jp> |
Followuped-by(子記事): | (G) <fu0p2t$1js$1@serv2.fd3s.dip.jp> |
11日、静岡県の東名下り線を走行中の大型トラックの左後方のタイヤだ脱落、車道を横切って、1.3mの中央分離帯の柵を飛び上がり、上り車線を走行中の観光バスのフロントガラスを突き破り、運転手を直撃、死亡させるという痛ましい事故があった。 100キロものタイヤが運転手の頭を直撃したのだから、即死に近かったと思うが、57歳の関谷定男運転手は、反射的にサイドブレ-キを引き、60m先にバスを停車させたという。 崇高な乗客安全の精神が最後の力を振るわせ、一瞬の反射神経を働かせて、サイドブレ-キを引いたのであろう。 この運転手のとっさの行為のお陰で、41名の乗客は7名の軽傷者を出しただけで済んだのである。 誠に見上げたバス運転手魂である。 村上新八