この問題のキーワードは、標題のとおり、"公の価値"&"官の評価"。
その人間の価値と人生の評価が賭けられた、登竜門の人事は、古来、難関である。
そもそも、自由・平等・博愛・・・・・・国際平和を嘱望する現代国家に於いて、その社会防衛の免疫食菌細胞と言うべき国家官僚を、如何に養成するか。
その正解は、ない。
そして、かっては、古来のサムライを模した、日本の官僚は世界一と、自画自賛した時代もある。
だから、その封建制そのもの、全く自由のない官僚組織なら、簡単にイメージ出来る。 

更に、その劇薬の抗生物質の毒薬の類ならば、幾らでも、制度設計出来る時代である。 

しかし、非確定性が物理法則として確認される時代になり、左様な決定論の戦略破綻。 

それ故、相変わらず、リベラルアーツ。
日々、その人間の良心を問い直し、その社会防衛の是非を、逐一吟味するしか、ない。 

わたくしとしては、未来の展望を目指す、渡邊大臣の挑戦に、激励の拍手を送りたい。 


"村上新八" <shinpa@cronos.ocn.ne.jp> wrote in message 
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>  渡邊行革担当相は暴れん坊だという話だが、彼が進めている「人事庁」案には、がっかりした。自分でも「100点満点とはいかないが」と自己評価しているが、全くナンセンスの落第点だ。
>  これは内閣による人事の一元管理の構想が、官僚の反対で後退して、「各大臣が人事を行なうに当たり、情報提供や助言を行なう」と権限を大幅に後退させたからではない。そんな一元管理などはじめから出来っこないのだ。
>  公務員改革に必要なポイントは次の6項目だ。
>  1天下りの禁止
>  2定年まで勤務する
>  3エリ−トコ−スは全廃する
>  4縦割りの総括機能を強化する
>  5官僚OBの受け皿である公益法人、独立行政法人の機能はゼロベ−ス思考で整理は、どうしても必要なものは各省庁に吸収する
>  6許認可権、補助金は最小化をはかる
>  これらのメイン施策をやらないで、サイドをこちゃこちゃやってみても有害無益なだけだ。官僚が喜ぶことは皆有害無益なのだ。
>  村上新八