仰せのとおり、全く、"急ぐ必要は全くない法案"。
 しかし、その敗戦後の憲法改正の可能性を、確立して、その結党以来の党是を、確認した、その政治的効果は、計り知れない。
 少なくとも、その安倍政権は、その敗戦後の独立日本の民族の保守本流の正統なる後継者たることを、その政治史に、記した。
 そして、一方、民主党は、その独立日本の名誉回復に対して、単なる抵抗組織の汚名を返上するには、更に大きな日本の名誉構築の構想を、政治の公党として、示さねばならない。
 それは、その名称のとおり、人類普遍の民主主義そのもの、である。
 徒に、党利党略で、特定の団体の利権に、暗々裏に、特定の配慮を致すことは、もはや、許されない。
 正々堂々、その民主制のルールに則り、その公開の議会の議論で、戦うしかない次第である。

"村上新八" <shinpa@cronos.ocn.ne.jp> wrote in message 
news:evmpse$b8m$1@news-est.ocn.ad.jp...
>  衆院で、「国民投票法案」が与党によって強行採決とれた。審議は充分になされた、というが、国民投票に憲法改正だけでなく、重要法案も含めるべし、という民主党案の審議は未了だ。
>  重要法案の国民投票は別の法案とすべきだ、という意見もあるが、法案の名称が「憲法改正のための国民投票法」ではなく、単に「国民投票法」なのだから、当然民主党の主張も審議すべきだったと思う。
>  これは、安倍が祖父岸信介が果たせなかった憲法改正を是が非でもやり抜こうと、最重要法案として5月3日の憲法記念日までに成立させたいと希望したからである。
>  こんなものは、急ぐ必要は全くない法案なのだ。安倍が国会を私視する行為であると言っても過言ではあるまい。
>  村上新八
>