仰せのとおり、戦略としては、核兵器よりも、石油の補給が、肝要。
 そして、核武装されると、その世界帝国の従前どおりの支配は、難しくなる。
 しかし、そのアラブの政治的な自由を認めて、何の差し支え、あらんや。
 そうした、原理的諸問題が、見直される、契機と考えるのも、結構。 

"村上新八" <shinpa@cronos.ocn.ne.jp> wrote in message 
news:eu751m$oea$1@news-est.ocn.ad.jp...
>  ウランの濃縮を続行しているイランに対して、国連は新たな制裁を決議した。原油の禁輸までは踏み込めなかった。原油を禁輸しなければ、実質的な効果はないが、これをやれば、高騰する石油価格を更に押し上げてしまう虞があるから、二の足を踏まざるを得ないのだ。
>  イランはこれを読んでいるから、ウランの濃縮を停止する気はなぞはさらさらなかろう。平然として続行するであろう。
>  北朝鮮にしてもイランにしても、国連の決議などは馬耳東風なのだ。厳しい経済制裁が伴って初めて反応するくらいのものだ。生ぬるい制裁では、決議があった程度の意味しかないのである。
>  イランのアフマディネジャド大統領は、北朝鮮を見ながら、「周りから何を言われようと、核兵器を持ったが勝ち。強硬なアメリカさえも譲歩し始めているではないか。俺たちも」と読んでいるのだ。
>  村上新八