《固有の民族感情に基ずくもの》

敗戦の反省と、A級戦犯合祀とは全く別次元の話だ。
何の関係もない。

A級戦犯を合祀しているのは、日本国民の優しさだ。

(神社宗教などにより培われた)日本国民固有のやさしい民族感情だ。
旅順陥落に際し、敵将軍ステッセルに記念撮影で帯刀を許したのと同じものだ。
いろんないきさつはあろうと、『A級B級C級』同じように敵の手にかかってなくなった国民を哀れんでの事だ。
死者を鞭打たない国民感情も入っている。

これは固有の民族感情に基ずくものだ。
『戦犯にたいする4000万人の救済署名』と言う国民の意思表示もあった。

これらの署名も一億総ざんげの基、心からのくいが根底にあることは言うまでもないことだ。

敗戦の反省とは別次元の話じゃないか。