猫間です。

In article <e61ho3$mf2$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>
wackyさん wrote:
> Nekoma Suzuakiさんの<e61g4c$3b1$1@news-nth.ocn.ad.jp>から
> >失礼ついでにもう1つだけ質問をお願いします。
> >「fjに異議が到達せず、委員会に異議が到達した」の事例の場合、
> >現在のルールでは異議が却下されてしまうのでしょうか?
> 
> #「現在のルール」については詳しい人が大勢いますので、私としては「どう
> #あるべきか」という観点からお答えしたいと思います。
> 
> 結論を言えば「却下されない」と考えます。

申し訳ありません。少々意地悪な質問をしてしまいました。

「委員会に異議が到達した」場合、異議は却下されません。
#これには、ルールに詳しい方々にも異論は無いはず。

「委員会に異議が到達した」の場合に異議が却下されないのですから、
「fjに異議が到達せず、委員会に異議が到達した」の場合でも、当然、
異議は却下されません。

従って、「fjに異議が到達せず、委員会に異議が到達した」の事例を
含む「“全てが到達”しなかった」は、*必ずしも却下されない*こと
が導かれます。

よって、

In article <uw%dg.4$Q34.3@news3.dion.ne.jp>
wackyさん wrote:
> 提案者が担うべきなのは「送る」事であって「到達させる」事ではないでしょ
> う。わざわざ同じ内容を3者に送る意味は「不達によって提案や異議が消失す
> ることを防ぐ」ことであって、「全てが到達しなかったら却下」というのは本
> 末転倒なのではないでしょうか?

ここに出てくる「全てが到達しなかったら却下」という言い回しは
*正確ではない*ことが分かります。
却下される場合もあるので誤りとは言い切れませんが、できるなら、
別の言葉に言い換えた方が良いでしょう。
議論において不正確な言葉を使うべきではありませんから。
#wackyさんは「訂正できる人」ですよね?


<余談>

個人的な意見として、wackyさんの主張が完全に誤りとは思っていません。
別の記事<YEKgg.29$Q34.1@news3.dion.ne.jp>で触れられているwackyさんの
主張を一言にまとめると、
「記事として流通が確認されれば委員会に到達しなくても有効であるべき」
ではないかと思います。
この考え方には既に否定的な意見も出ていますが、理想的な姿であることは
認めるべきだと自分は考えます。
メールアドレスの盗用対策など乗り越えなければならない壁は大きいですが、
この理想論を現実にできるのならば、それは喜ばしいことだと思います。

</余談>

では。
-- 
猫間 鈴秋 / NEKOMA SUZUAKI
mailto:nekoma@mvj.biglobe.ne.jp
http://www5e.biglobe.ne.jp/~nekosuzu/index_n.htm