東風 wrote in message ...
> 人は死亡しても罪人だろうか?
> 仏の教えでは、「まして、悪人に於いておや」の記述のとおり、悪人でも悔い改めれば救われる。
> 即ち、善人も悪人も仏教の世界では存在しない。

仏教の世界の理屈を他の世界に押しつけるな。
「死ねばみなホトケ」はきいたことがあるが、
「死ねばみな神」は聞いたことがないぞ。
“神”になれるのは、神として祀られるものだけだぞ。
それから、いつA級戦犯らは“悔い改め”たのかね?
彼等はいつキリスト教信者になったのか?
“善人も悪人も仏教の世界では存在しない”だと?
誰がそんなことを唱えたのか?
宗教を無茶苦茶に言うな。

> 次の世に、如何なる形で生まれ変わるかだけが問題となっている。
> ・・・と思う・・・・
>
> 靖国神社に祀られている人も、各々の形で国に殉じた人である。
> そもそも、戦犯と言う概念は戦勝国側の理屈であって、国際法に照らしてみれば単なる報復殺人に他ならな
い。

ならば、改めて、日本人民の手によって裁こうではないか。
もっとひどい結果になるであろう。

> 甘んじて、戦犯の名をつけられた人も、後の国を憂いて旅立ったのであり、何等恥じる事も責められる事も
無い。

そんな考えは、キミの独りよがりの勝手な考えだ。
キミが彼等に手を合わせるのは勝手だ。
が、他人に、そして国民に押しつけるのはやめろ。

> 戦争を起こした罪を問われるならば、日本国民総てが国家総動員令の元、戦争に参加し、従軍し、弾薬を
作っている。
> 責任を回避できる人はいない事になる。

責任は大なり小なりみんなにある。
問題は、大か小か、ということだ。

> 現在のイラクに対してはブッシュ大統領が戦犯として裁かれるべき立場となり、中国においては毛沢東は国
民を扇動してゲリラ戦を開始し、国家転覆を行った重罪人となる。

ブッシュの罪は当然。
毛沢東の場合、後世の功罪はともかく、
彼なくしては、今日の中国はなかったであろう。
キミの考えは、右翼共の嫌中的感情論だな。

> 死者に鞭打つ以前に、自らの国が如何なる所業の結果生まれ、現在如何なる犯罪行為をしているか、省みる
必要がある国が多く存在する。 そんな国の口車に乗って靖国問題を語る事は自らの無知と無責任な人生観を披
瀝しているに過ぎない。

誰も“死者に鞭打つ”べきとは言っていない。
A級戦犯を靖国に祀るな、と言っているに過ぎない。
祀りたい人は、A級戦犯神社でも建てて自由にやればよい。

> どの国にも付ける薬の無い人は存在するが、自らの国の行為を否定するお人よしは日本にしか存在しない。