Re: SPEED GRAPHER 第二十四話

佐々木＠横浜市在住です。

<newscache$3f2qni$hze$1@news01d.so-net.ne.jp> において、
携帯＠ <keitai@fa2.so-net.ne.jp> さんは書かれています。

> 携帯＠です。

こんにちわ。

> スピードグラファー第二十四話『六本木クライシス』について雑感など。

> 　…の前に雑談でガンダムSEED DESTINYの最終話なのですが、主役が最終話途中でアスラ
> ンに倒されてしまうという展開…。遂に名目上の主役ですら無くなってしまいましたか
> （笑）。

OPで後ろから数えた方が早いポジションに移った時点で脇役です。（笑）

> # 実は最終話でシンは精神崩壊してルナが看病するかと思ってました。

# そんな“美味しい”オチは奴には用意されてません。^^;;;;;

> 　ただ、数の少ない側が多い側（しかも最終兵器×２付）に攻撃をかけて完全勝利してし
> まうというのは、最早ガンダムでは無くなってしまっているような…。

クライマックスの時点で超兵器が２つもあるってのが構成上のミスという気が。

> 戸越「何の予告も無しに空爆を始めやがって。あいつら、日本を何だと思ってやがる」
> 
> 　属国（笑）。デヴィッド達が出ています。デヴィッドが怪我しているのは、マダム達に
> 店が襲撃された時に、怪我してましたっけ。

属州でしょう。^^;;;;;;;;;

> 辻堂「強烈な光を放つ人間の側にいると、強烈な残像が目に焼き付く。それは永遠に見た
> 　　　者の心に残り、離れることは無い。それが太陽を直視してしまった者の宿命だ。俺
> 　　　たちは、あの人に出会った時、それを見た！」

この台詞にシビレました。格好良過ぎ。

> 　水天宮と心中するつもりと問うたひばりに対する辻堂の答えを聞いて、「あんたら惚れ
> てんだ」と言うひばりの台詞が良い感じです。

同意。ひばりたんにも奴らの想いが伝わった様で。

> 　辻堂に拳銃を向けるひばり。辻堂、マスクを外すと犬（？）に変化。
> 　ユーフォリアなだけに、ユーフォリア形態もあるんですな。

如何にもな姿ではありますが、ここまで人間の面影を止めないのは凄い。
ふと思ったのですが、嗅覚に対する欲望よりも従うという欲望から
犬（狼かも）になっているという気がしないでもありません。

> 　倒れていた神楽は雑賀の呼びかけに意識を取り戻す。前回ラストで心配させておいて、
> 結局ただ眠っていただけ？

その様で。^^;;;;;;

> 　神楽のために、では無く「俺のために」生きろ。
> 　ついに神楽たんに言ってしまいましたね。

これ以外に思いとどまらせる台詞は無いんでしょうけれど…

> 　ひばりが後ろで辛そうな顔しています。

ひばりたんが不憫です。

> 　雑賀は、神楽を連れて国外に逃げるように頼みます。ひばりでは無いですけど、本当に
> 最低な奴だ、雑賀……。

それでも頼みを聞いちゃうひばりたん、健気。

> 　ひばりは神楽を連れ出そうとするが、神楽は言う事を聞かない。
> 　そんな神楽に拳銃を向けるひばり。
> 　気持ちは判るけど、恋敵に「殺したい」なんて中々言えるもんじゃない。
> 　ましてや「スカッとする」なんて。

そういう事をストレートに言っちゃうひばりたんは素敵です。

> 　雑賀一筋。欲望一直線で生きてきたひばりたん。でもそんな彼女にもプライドがあり、
> 雑賀からの依頼を受けたからにはきっちりと果たそうとするのが泣かせます。

まったくもって。

> 　神楽を気絶させたひばり。
> 　神楽を担ぎ上げるとスリップが見えるのが何とも（←どこ見てる）。
> 「死なせてやるもんか！」と言っているのは、雑賀の愛情を受けているにも関わらず死の
> うと決意している神楽に対する言葉でしょうね。

でしょうね。
「アンタは“アタシの”雑賀に一生尽くすんだよ、コンチクショウ！」
という感じかと。^^;;;;;

> 　水天宮はミサイルの接近に気付いていなかったようなので、結果として雑賀は水天宮を
> 死なせないという言葉を実行したことになります。尤も、ここで水天宮を写殺したとして
> も直後にトマホークの直撃を受けるので、雑賀は純粋に水天宮を助けたという訳でも無い
> でしょうけれども。勝負を捨てて、命を取ったということでしょうか。

あの時点で、雑賀は自分の心配はしていないと思います。
純粋に、水天宮がミサイルで吹き飛ばされるのを是としなかったのだろうと。
# 突っ立っている人物より向かってくるミサイルの方が
# 被写体として魅力的だったという可能性もありますが。（笑）

> 　結局、この段階まで来れば水天宮としては雑賀自体、そして神楽すらもどうでも良い訳
> で、勝負したのは殆ど男の意地という気がします。

お前も意地を見せてみろ＞雑賀
ってな感じでしたね。

> 　だから、勝負の決着がついている上、雑賀には助けられた恩もあるので、彼を助けたと
> いうことなのでしょう。それにしても雑賀…最後まで格好悪い（笑）。

確かに。^^;
# 逆に水天宮の方はラストで株を上げてます。

> ひばり「はぁはぁはぁ。畜生。あたしは馬鹿か」
> 
> 　その頃、エレベーターが停止してしまったため、神楽を抱えて螺旋階段を駆け下りてい
> ました。こちらも格好悪い。

でも人の生き様ってのはこういう物かも。
意地を通してへろへろになっているひばりたんがまたまた素敵。

> 　ビルに戻った水天宮には最早殆ど動く力が残されていなかった。
> 　倒されたと思った辻堂（犬）が生きていて、水天宮を運んでいくのが泣かせます。水天

辻堂、漢だ。

> 　炎が秘密倶楽部を官房長官始め会員もろとも（この段階でも会員達はやりまくりですよ

ヤリながら死ねて本望でしょう。^^;;;;;

> 　１ドル＝110円で計算して、1,980兆円が消えたことになりますか。それだけの資産が移
> 動すれば、幾ら何でも市場に大きな影響があり、事前に溜め込んでいたとはいえ普通気付
> くだろ。それをビルが爆砕されてから気付くなんて、米国政府も意外と無能な気が。

この世界では上の方は間抜け揃いって事で。

> 　水天宮がキャッシュを現金で集め、溜めていることに執着している理由が税金対策位し
> か思いつかなかったのですが、徐々に現金を集めることで、計画実行まで気付かれないよ
> うにするという意味があったのかも。

データとしての資産を集めると目立つが、紙になった時点で外からは
何処に集まったのか判らない、という事なのかなぁ。

> ■そして５年後

> 　豪華なリムジンに乗り、ビルの谷間に立ち並んだバラックで営業中のマーケットで借金
> を取り立てているのは新治。退職金を元手に、混乱の最中成り上がったんですな。

退職金が金塊である事が生きたのですね。

> 　借金返済を金かユーロと言っていることからすると、ドルも円の巻き添えで価値を失っ
> たと思われます。米国国債を買い支える者が居なくなってしまった訳ですから、自業自得
> （笑）。

何かとっても痛快なのですが。（笑）

> 　そしてリムジンで待っていたのは、菊川秘書。この人、相変わらずちゃっかりしてます
> わ（笑）。

彼女が居なくなったら落ち目の目安。^^;

> 　水天宮の偉業を伝えるという使命を忘れていないらしい。
> 　成り上がっても良い奴だ（笑）。菊川さんが笑顔を見せているのが印象的。

彼にとって水天宮の偉業＝デカいビルなんでしょうか。^^;

> 　椎名君、写真を志しているのは知ってましたが、本当にカメラマンになってしまいまし
> たか。ただ、腕の方は……だったようで。雑賀は失明しても写真を撮り続けているようで、
> 何より。

下手の横好き。（私と同じだなぁ ^^;;;）
でも一応それで生活出来ているらしいので良かったのかも。

> 　SHOT BAR「荒川車庫前」。第１話と第４話で登場した雑賀行きつけの都電の車両を利用
> したバーのマスターが再登場。火傷の跡があるのは、新治達に燃やされてしまった時のも
> のです。酷い跡が残っちゃいましたね。

何気なく脇役の再登場ってのは嬉しい。お約束ですが。

> 　夜にはバーを始めるからということは、それまではそれどころじゃ無かったということ
> なんでしょうね。

酒の流通がやっと始まったとか。
# いや、酒こそ真っ先に流通が再開するかなぁ。（笑）

> 　アフリカで両国先生と一緒に医療活動をしているらしい。
> 　それにしても、何の伏線も無しで両国先生を捕まえるなんて。

こんどは割とマトモな男を捕まえた模様。^^;;;

> # 全財産を失っていると思うので。

人生リセット。

> 　……ところで看護婦しているみたいですけど、資格はどうなっているのだろう…。

そういう事にツッコミいれると、

> # 「お注射しちゃうよ」に爆笑。

オ注射されてしまう訳です。（笑）

> 　見えていないのに、先に「お帰り」と言ってしまう雑賀、ナイス。
> 　成長した神楽。未だ二十歳なのでそんなに印象は変わりませんね。

雑賀の記憶の中での姿とあんまり変わらない、という事なのかも。

> ■シリーズ全体を通して

> ャラとなっています。何度か書いていますが、本作のターゲットは雑賀位の年齢の男性で、
> ちょうどそれ位の年齢の人が観ると琴線に触れる出来となっているような（妙に親父臭い
> 演出も含めて）。

まさに大きなお友達向けでした。

> 　各所の感想を読んだところ、「愛すべきＢ級作品」というのが、最後まで見続けた人の
> 平均値と推察されますが、その見方には私もほぼ同意します。

同じく同意。

> 　ただちょっと判らないのが、本作品の作画のクオリティが低いという評価が多かったこ
> と。本作品で低い作画だったら、もっと低い作画が沢山…（ぉぃ）。

多分期待値としてはOPくらいの出来の本編なんです。
それに対しての出来としては…という事かと。
# 下を見るときりが無いので。（ぉぃぉぃ）

> 　ともあれ、半年間飽きずに見続けられた面白い作品でした。
> 　スタッフの皆様、お疲れ様でした。

同じく。面白い作品をありがとう。
# 石崎さんもお疲れ様でした。

> # その前に妄想（笑）。

# 本作の妄想が続くのかと一瞬思ったり。（笑）

では、また。

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■■■■■■　佐々木　英朗　■■■■■■■
■■■■　hidero@po.iijnet.or.jp　■■■■
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