《フィンランドはヨーロッパという枯れ木に寄生するシイタケ》

フィンランドはGDPの5分の1を輸出で稼いでいる。
超輸出大国だ。
これも日本にはマネのできないことだ。
フィンランドは人口が500万人と少なく小国だ。
このような小国なら、いくら輸出で稼いでも高が知れている。
問題にならない。

いくらでも輸出で稼ぐことができる。(スエーデンは輸出比率45%)
フィンランドはヨーロッパという枯れ木に寄生するシイタケのようなもんなのだ。

人口の多い大国の日本はそうは行かない。

日本の輸出比率はGDPの10%程度だ。
これをフィンランドのように25%にできるはずも無い。
日本が輸出ドライブを掛けたら世界問題になる。

日本は国内市場を大事にし、活性化し、国内市場で食べていくしかない。
フィンランドのように消費税を22%にして、購買力を削いでしまうことは自殺行為だ。 

できもしないことだ。

この点でも日本はフィンランドのマネなどできない。

筑紫さんはこれもしっかりわかるべきだ。