古寺です。

NISHIO さんwrote:
> 
> "Atsushi Sakurai" <atsushi-sakurai@mri.biglobe.ne.jp> wrote in message 
> news:3nq8fsF2k0ehU1@individual.net...
> 
>>  みちのく育ちの僕でも、最初に遭遇したのが「市営」「営団」「都営」地下
>> 鉄でしたから、やはりそう言うイメージでした。でも、同郷のやつで首都圏に
>> 住むようになってからも、「新玉線(ってもう呼ばないけど)は地下鉄だ」とか

あり?、この記事は手元サーバーに着してないかも。
東京の1号線、泉岳寺〜品川(京急)と11号線渋谷〜二子玉川(東急)は、
地下鉄に関する文献、役所のコンテンツ、統計などから明確に「地下
鉄」そのものだという、内容の重なる記事を既に投稿てますが、再び...

>> 言っていたのもいましたから、何とも。僕の感覚だと、「地下鉄」は渋谷から
>> 水天宮なんですが(清澄白河とか行ったことないからイメージが…)。
> 
> 
> 田都線(新玉線)利用者ですが、
> 
> 東急自ら「当社初の地下鉄」と称していますね。
> http://www.tokyu.co.jp/railway/railway/west/gaiyou/rosen.htm#denentoshi

最終的な建設決定までの経緯とかでも、地下鉄としてお墨付きが3号線
(銀座線の延伸)から新規の11号線になって、郊外車両直通の車両規格
で田園都市線から直通可能なよう、答申を変更してもらうなど色々
有ったようで。
道路の下を掘り進めるなどの免許の取り様などか完全に地下鉄のスキー
ムに載っていたかと思います。
道路の下を掘り進む云々と言えば、実は関西大手の「都心延長線」、
特に大阪市内の京阪、近鉄のは、市内交通市営一元を掲げる大阪市交通
局との調整云々で運輸省が認可するまで曲折が有ったと読んだ覚えが有
ります。で、これらの線はどうにか免許が降りるわけですが、地下鉄と
してはカウントアップされていなかったと。
防災上の法規に関しては少なくとも、話題の発端の都市型の長大トンネ
ル、または限界次第では地下鉄そのものの適用を受けて居るのでしょう
が。大阪絡みで京急1号線や東急11号線と同様の扱いが有るとすれば
近鉄東大阪線ですかね?

上で統計的に扱われる...とサラっと書きましたけど、よく有りがちな
のは都市別の地下鉄路線延長、その世界ランキングみたいので。東京は
京急、東急を含んでいました。
今の国土交通省のコンテンツで、そういうのが無いのか探してみました
が、イマイチいいのが有りません。運輸省時代の過去答申の路線図なん
か、色分けで明確に上記の線が地下鉄扱いされていたりあったのです
けど。別記事に書いたように、国交省以後の最終答申で地下鉄という
枠組みを意識しなくなってますしね...

それどころか地下鉄は公営、または準公営と印象づけるものとして、
運転事故件数などの統計で「公営地下鉄」という表現を採っていたり
(京急や東急は、他線区同様大手民鉄として扱われていると思います)。
リンクのあった「日本地下鉄協会」というのが完全に公営+第三セク
ターのみを対象で。

#会社単位なので、私鉄に関しては民鉄協などが相当するわけで。

東京地下鉄+公営事業者以外を「その他の地下鉄」としてまとめてあ
るのですが、まさに準公営オンパレードですね。
http://www.jametro.or.jp/nihon_t/02cont/11other.html

#広島高速鉄道と東京臨海高速が入っているのが、地下鉄そのものの
#定義としてどうかと議論を呼びそうなところですか。
##最近建設断念の事業者も掲載されてる(^^;

> 他の東急線より運賃が高かったのも、東京の地下鉄計画の一部だから
> という、なんだか納得できない説明だったと記憶しています。

いやぁ、純粋に建設費が経営を圧迫したからですよ、これは。
定義上の問題ではないと思っています。
大手事業者で割増し運賃の適用も、許認可うるさかった当時の
事ですから理由が必要だったのは確かですが、一般に地下鉄扱
いされていない近鉄の難波線が加算運賃の先例として当時挙っ
てました。地下じゃないけどでいえば、小田急多摩線が当初、
加算しませんでしたっけ?
新線建設が会社の路線全体の運賃を押し上げないようにとの、
加算運賃の例は、この頃ちょうど増えつつ有る過程に有ったと
思っています。地味なところでは京急の久里浜線延伸部とかも
加算してたし。

>>  うーん、仙石線って、地元民にとって「地下鉄」?
> 
> 
> 『なるほど! 鉄道雑学100番勝負!!』(廣済堂出版,2005/9/12)によると、
> 宮城電鉄(現JR仙石線)が大正14年に東北本線仙台駅の下をくぐった
> 300mの区間を「日本で初めて地下にもぐった路線」と紹介しています。
> 昭和2年の東京地下鉄(銀座線)より僅かに早いということで。
> # 300mの“トンネル”と何が違う?

300mですか。そのくらいの「初」って(たとえば「初の両開ド
ア車」とか、木造時代のゲテモノ電車入れたら初認定がメチャ
クチャ難しい)探せば、そこだと思い込んでる人の意識の外に
もっと早いのが有ったりしますが。
とりあえず新京阪西院駅...と思ったら昭和3年だそうで(^^;
うわ、これ、ホントにホントなの?(^^;;;;

#って、失礼な(_o_) 大手の今、地下に入ってるような駅は創
#業期に尽く路面だったんで新京阪の西院に目を付けたんです
#けどね。それ以前はほんとに見当が付かない。

ちなみに仙石線の仙台地下駅って、手狭になって地上行き止ま
りとし、地下駅跡は連絡通路として使われたんですよね。
最初に仙台を訪れた時にはそういう歴史的遺構ってことで意識
して古い通路を歩いた覚えですが、今は?