馬鹿だのボンクラだの言われてまともに相手するのも馬鹿らしいから、
一点だけ指摘して最後にします。

太宰 真 wrote:
> 改めて申し上げましょう。「悪法である」とするのにも、その法にどういうよう
> な内容があり、その何処が、しかも何故、承認されるべきでないかの検討
> が有っての上でのことなのです。
<略>
> で、「悪法」とされるために
> はもっともっと多くの事を検討しなければなりません。国民がその内容に、
> 規範的な意義を感じ、それに縛られることへの「意欲」を見てとれるか等。
> その反対であれば、「悪法」の可能性が高い。

つまり「内容が正しく」て、なおかつ「遵法意識の高い」ものが正しい法で、
そうでないもの、つまり、「内容が間違っているかもしくは、遵法意識の低い」
ものが悪法だということですね。

平たく言えば、
    1) 内容が間違っていて遵法意識の低いもの
    2) 内容が間違っていて遵法意識の高いもの
    3) 内容が正しくて遵法意識の低いもの
これらは全て、「悪法の可能性が高い」物だと言うわけですね。

内容の正しくないものを「悪法」とするのは、まぁ違和感は無いと思いますが、
3)の内容が正しくても遵法意識の低い物を「悪法」とするには、かなり違和感と
いうか、抵抗があるんじゃないでしょうか?

また、前の記事でも書いたのですが、これだけの事を考慮したうえでも、
「悪法の可能性が高い」という結論しか得られないとすれば、最終的に
「悪法である」と結論づけるためには何らかの判断基準がある筈ですが、
それが示されていません。それは何ですか?
まさか「法が廃止または改正される事」などと言い出すんじゃないでしょうね?

どうせまともな答えを期待していないから、質問ではなく論旨の欠陥を指摘する
だけにとどめておきます。

-- 
稲川 史(ふひと)
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