# 引用前後します。

> 子供作らない税と、結婚を関係付ける必要はないでしょう。
> 結婚してるかどうかとは無関係に、子供を作って育てていれば、
> 税の恩恵を受ける側でなきゃおかしいでしょう。

　なんか、人の書いた記事最後まで読んでないのね。
　あの続きに、

> それに子供自体は、男女が結婚関係になくてもできる。

　とか

> 　そんなにタックスペイヤーとしての子供がほしけりゃ、政府が人工授精＋代理母
を
> 奨励したら？

　とも書いたんですが脳内フィルタですかそうですか。

　わたしは個人の背景を考えない一律な公平よりも、それぞれ個人の背景にそった柔
軟な公正を求めます。

> 子育て支援には賛成なのに、子供作らない税だと反対というのは、
> 一貫していないと思いますよ。

　一貫してますよ。わたしは、この主張は「税金を取る相手が間違っている」と思っ
たから反対したんです。

　子育て支援の財源は実はいくらでもあります。消費税とかね。ほかにも金持ちの所
得税率をあげてもっと巻き上げたり、無駄な公共事業を減らしたり、さまざまなとこ
ろからお金は作り出せます。それをしてなお子供に対して政府が金を出せないのだと
したら、そこでやっと独身税やDINKS税もありだと思います。

　しかしまだその段階ではありませんし、生活のレベルを落とせば、実は公的年金の
収支は長生きすればするほどプラスです。
　不公平感と言うのは本当に世代間なのですか？　公的年金って実は誤解されている
仕組みのひとつだと思う。この手の不公平感って実は少子化じゃなくて年金財政や仕
組みを見直せば解決するよね。子供が増えるかどうかって実はあまり関係ないはず。

> >　その税制は、ポリシーで子供を産まないという人や、身体的な理由で子供を埋
めな
> >い人への差別になりませんか？
>
> 差別になるとは全く思いません。
> 不公平の是正にすぎないと思っていますからね。
> どこがなぜ差別になると思われるんでしょうか。

　差別でしょ。まずある人が子供を生むかどうかという思想は自由で、そこに税制と
言う形で公権力が踏み込むのですから。子供を産まないっていう宗教団体があったら
どうするの？
　それに身体的理由は障害者差別と同じ理屈です。税金と言う、一見見た目のいい排
除の思想。
　だのに、

> 子育て支援も、子供作らない税も、子供を作った人が恩恵を受ける
> （その分、作らなかった人が割を食う）という意味で同じことです。

　これなんて、身体的理由で出産できない男女がどれだけ苦労しているか、つらいの
か、お金がかかるのか全然知らない人がいかにも言いそうです。「子供作らない税」
はこういう人にさらに金銭的負担をかけろといっているのと同じです。
　子供を産むのもかなりお金がかかります。それも知らないみたいですが。身近に出
産経験がおありになる方がいたら話を聞いたらいかがです？　収入の低い世帯は実は
「収入が低いから子供が生めない」んですが、そういう人にも余計に負担をかけるこ
とになります。
　となると「子供作らない税」の税額によっては「独身税(DINKS税)を払っているほ
うが、生むより安いから」と言うのでさらに少子化に加速がかかる可能性があります
が。

　さらにその税はシングルファザー／マザーをどう見ることになるの？

　そもそも子供を産むのと誰が納税するかと言うのは別に考えなければならない問題
です。
　所得税とか消費税なんて子供と絡まない税があるのはご自身もわかってらっしゃる
のに。

　そんな税制作るよりもほかの税金の無駄を見直したり、社会整備と周囲の意識改革
のほうが先です。官僚を働かせるよりもずっと簡単ですよ。
　未来のタックスペイヤーを産んだ女性を会社の男性が「遅く来て早く帰るなんて重
役だね」なんていやみを言うデリカシーのない環境を変えたらいいんじゃない？
　そんなことを言う男性自身が、(もし結婚しているとしたら)彼が家で気持ちよくす
ごすために妻がどれだけ配慮しているかをまったく考えない、男性中心社会が少子化
の原因のひとつなんですよ。
　
　子育てしてる人が恩恵を受ける方法なんて、税以外でもいくらでもあるのに。

"mac-in" <mac-in@mx8.ttcn.ne.jp> wrote in message
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