どうなんでしょう。確かに休暇のとき街へ行って、現地の風習では現地女性と「結
婚してもいいよ」と誤解されそうな行動をとった自衛官はいたようですが、それはあ
くまで文化的誤解だったようです(杉山隆男の本ではそうありました)。本当に彼ら専
門の風俗店があったとは思えません。

 なぜならカンボジアPKOのとき自衛隊施設部隊の中心だったタケオ駐屯地は、街か
らかなり外れた場所にあったそうですし、周辺は夜になるとひとっこひとりいなくな
るような状況だったそうです(宮嶋茂樹の本ではそうありました)。それに夜になると
タケオ駐屯地の周りを一応自衛隊の警衛隊が歩いたりサーチライトを照らしていたそ
うです。夜はあまり外出しなかったようですし、一応その手に関する通達もあったと
わたしは聞いています。

 隊員のほとんどは国際電話で家族とのやり取りを楽しみにしていた人が多かったそ
うです。情欲処理としての「現地妻」を作っていた人は、多少はいたかもしれませ
ん、があくまで推測レベルだと思います(もちろん、表に出ていないだけだと言う話
も否定はしません)。

 同じようなことなら東ティモールや、この間のインドネシア大津波の際の災害派遣
でも起こりそうなんですが、どうだったんですか? 東ティモールやバンダアチェか
ら、そんな「現地の女性と結婚してつれて帰ってきた」なんて報道、あったんでしょ
うか。

 カンボジアでは、むしろ昼間に現地の人と交流パーティを開いたら、日本の派遣反
対派が垂れ幕をもって駐屯地内に侵入してきて騒ぎを起こして退場させられたり(英
語もまともに話せなかったそうな)、ピースボートの辻本清美が仲間を引き連れ、現
地の様子などまったく無視したばっちりの化粧で「(道路を建設するため)あの山を
削ったら自然破壊じゃないの?」と見当はずれの指摘をしていたらしいです。こっち
のほうがみっともなかった。


"yam" <h_yam@h8.dion.ne.jp> wrote in message
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