In article <squr7fdgozq.fsf@stellar.co.jp> manmos@stellar.co.jp writes:
>> http://www.pref.shiga.jp/c/shinkansen/03.html#q5
>> の「JR東海は岐阜羽島駅並の利用が見込まれるとしており」を読んで、
>> 「岐阜羽島程度しか見込めんのかい!」とツッコミを入れてしまいました^_^;
>要するに、追い越し場所。

実は岐阜羽島って、団体バス旅行の利用者が多いんですよね。
つまり、新幹線で岐阜羽島へやってきて、
そこで貸切バスに乗り換えて各地へ向かうというパターンが意外と多いんです。

何故こういうことになるかというと、
こだま号の空席が団体に安く売られているということと、
岐阜羽島駅と岐阜羽島ICの近さが理由です。
地図で測ってみたら2kmを切るようですね。

調べてみると、東海道新幹線の駅でこれだけの近さがあるのは掛川のみ。
(閑古鳥が鳴いている新駅の典型例としてよく引合いに出される三河安城駅は、
 高速道路への近さという意味でも不利な状況にあります)
それに次ぐのが米原と京都……って
京都は地図上の距離が近いだけで「時間距離」はかなり遠いですけど。

(仮称)びわこ栗東駅ができると、栗東ICとの距離関係が岐阜羽島とほぼ同等で、
強力なライバル関係になりますね。
(というか、パイの奪い合いで共倒れになりそうな気もしますが……)

>#でも、昔はなかったラブホテルが岐阜羽島にもできてます。
これは、どっちかというとICとの位置関係が大きいんじゃないかと^_^;

参考までに、東北・上越・山陽の各新幹線を見てみると、
ICまで1kmを切っている燕三条は別格として、
岐阜羽島レベルが新白川・越後湯沢・相生・新倉敷・新岩国
米原レベルが新花巻・古川・新尾道・新下関といったところです。
(新花巻は、花巻空港が近くにあるおかげでICも近い)
山陽新幹線に多いのは、山陽自動車道が街に近いところを走っているせいですね。

                                戸田 孝@滋賀県立琵琶湖博物館
                                 toda@lbm.go.jp