猫間ですの。

In article <d36bt2$1q03$1@news01.point.ne.jp>
tetsutaroさん wrote:
> てつたろです。

どーも。こんにちは。

> 第4四半期(4Q=1月〜3月)末頃に終了したアニメの寸評です。
> # これから終わるものは保留。

> ◆サムライチャンプルー 10:30 BSフジ

> 「普通の時代劇アニメ」としてはよくできた最終話だった
> けど、「サムライチャンプルー」としてはこれでよかった
> のかなぁ?
> 一応"3+"にしましたが、評価は若干消化不良気味です。

客観的評価/3  主観的評価/3-

自分も消化不良気味。
最終話でフウとジンは因縁に決着が付いたのですが、ムゲンと戦った相手は単に
逆恨みで襲ってきただけなので、何か物足りなく感じます。

超時空時代劇(銀河鉄道パロディ?)や、すぽーつ根性時代劇(喧嘩野球)には
大いに笑わせていただきました。


> ◆ジンキエクステンド 26:12 テレビ朝日

客観的評価/3  主観的評価/4+

説明不足になるだろうことは1クール作品という時点で既に覚悟が出来ていまし
たので、自分の中では意外なほど満足しています。
ですから、残された謎に目をつぶれば見事な最終回。
青葉と赤緒、二人の悪魔が手を握る事で、これからも続くであろう黒将との戦い
(そして、彼女たち自身が持つ闇の遺伝子?との戦い)に希望が見えた。
自分は視聴後に清々しい気分になると高い評価を付ける傾向があるので、本作も
それに準じて高めの評価です。
#中盤から影が薄かったルイたんも最終回では結構しゃべっていたのでオッケー。

そもそもジンキとは何なのかという根本的な謎に全く触れられていませんので、
冷静になって振り返ると、この説明不足は視聴者への裏切りだよなぁ、と思って
しまいますが。


> ◆XENOSAGA THE ANIMATION 26:42 テレビ朝日

客観的評価/4  主観的評価/4+

この作品も謎を残したまま、第1部・完。
自分の個人的感覚では、『J:E』より本作の方が「終わってない」感が強いです
(……何故だろう?)
しかし、元になった原作が「Xenosaga EPISODE I」なのですから、第1部・完
であっても原作の全てを描き切ったアニメ化だったのだろうと思います。
ゲームは未プレイなので詳細は分からないのですが、ゲーム版に有ったという
エンセフェロンのアレをアニメ版に登場させたのですからね (^^ゞ
「EPISODE II」以降のアニメ化があるのならば期待したいと思います。


> ◆まじかるカナン 25:30 テレビ神奈川 (他)

客観的評価/3- 主観的評価/3-

自分の意見は水野さんとほぼ一緒。
特に、セルリアンブルーの扱いには不満が残ります。


> ◆GetRide!アムドライバー 18:30 テレビ東京
> 3Q(第3四半期)のはじめにアニメが氾濫した際、切り。
> 
> ん、まぁ、視るところは「シャシャ」しかなかったし、
> 彼女が仲間になって神秘性が薄れた段階で切っても
> 惜しくない存在になりましたので。(爆)

客観的評価/2+  主観的評価/4-

自分もシャシャを目当てにして観始めたクチなので、切ってしまった気持ちは
分かります。
しかし、自分は最後まで観続けたことを後悔していません。
シリーズ終盤の、修羅に落ちかけたジェナス。
それを見られただけでも、自分はこの作品を観て良かったと断言できます。

冷静になって振り返れば、取り立てて面白かったという印象はありません。
あんまりなイケメンヒーローっぷりに視聴停止寸前だったのがシャシャ登場で
踏み止まった開始当初。
シーン・ピアーズ陰鬱の日々に見ているこちらも挫折しかけた序盤。
新バイザーなど玩具的ギミックの大量登場に飽き飽きしていた中盤。
しかし、終盤、それまでの全てのマイナスを打ち消しプラス評価に転じました。
駄目ラスボス化したガンザルディの最期でさえ、シャシャの歌声で否が応にも
感情が盛り上がってしまいました。
単なるネタアニメではない。
自分は『アムドライバー』を見くびっていたのかも知れません。


> ◆FANTASTIC CHILDREN 25:00 テレビ東京

客観的評価/4  主観的評価/4

序盤は全く先が読めず、戸惑いながら観ていました。
しかし、過去編以降は様々な謎が一つに繋がっていくことが気持ち良かったです。
また、本作では全ての謎を解き明かして最終回を迎えました。
作中で提示された謎を「投げっぱなし」にしてしまうアニメが多い中で、ここまで
綺麗に謎を消化しているのは賞賛に値すると思います。


> ◆月詠-Moon Phase- 25:30 テレビ東京

客観的評価/4  主観的評価/4+

昨年度最高の萌えドリフ作品(←そんなジャンルは月詠だけだ)
ここまで徹底的に萌え(ネコミミ)と笑い(タライ)に特化したアニメには初めて
出会いましたよ。
シリーズ序盤はまだスタッフに遠慮があったのではないかと思いますが、中盤から
リミッター解除してタライ増量。
『月詠』に限って言えばストーリーなんてどうでもいいんです。
女の子さえ可愛ければ。タライさえ落ちてくれば。
そう断言できます。
だからこそ、一時期に作画枚数が微妙になってしまったのは残念。
それさえなければ5点評価だったのですが。


> ◆スクールランブル 18:00 テレビ東京

客観的評価/4  主観的評価/4+

天満がヒロインのラブコメ作品だったとすれば、中盤から烏丸の影がすっかり薄く
なってしまったことは減点の対象です。
しかし、それ以上に、沢近のツンデレっぷりに大幅加点。
最終回にまで沢近のエピソードがあったので大満足ですよ。
自分にとって『スクラン』のヒロインは沢近です。


> ◆遙かなる時空の中で〜八葉抄〜 25:00 テレビ東京

客観的評価/?  主観的評価/2+

やはり特定の男とヒロインはくっつきませんでした。
天真がほんのちょっとだけ優遇されていたように感じていたので、もしかしたら
と思ったのですが。

……と、そう思っていたら、DVDのCMで驚きました。
「八葉それぞれとの恋愛エンディングが楽しめるマルチ・エンディングを収録」
まさか8種類もエンディングを用意しているとは。
今後もこういった作品が増えていくと面白いですね。
分岐前のストーリーと矛盾が出ないように物語の一貫性さえ守ってもらえるなら、
自分はマルチエンド大歓迎です。


> ◆tactics 25:30 テレビ東京

客観的評価/3+ 主観的評価/3+

開始当初は観続けようという意欲が湧いてこなかったので、自分の中では評価が
上昇しています。結局最後まで観てしまいましたから。

とはいえ、ラスボスであるはずの源頼光の目的が情けなくて面白味に欠けている
ことは非常に残念。
本作のメインディッシュは勘太郎と春華の絆でしょうから、源頼光はあくまでも
添え物に過ぎないでしょう。
しかし、添え物が貧相ではメインディッシュも豪華に見えないのです。
これでは、デザートのヨーコちゃん&ロザリーで加点した分も帳消しですよ。

すずちゃんのスパイスは目に沁みました。


> ◆厳窟王 26:12 テレビ朝日

客観的評価/4  主観的評価/4

上で書いたように、自分は視聴後に清々しい気分になると高い評価を付ける傾向が
あるので、本作も高評価です。
アルベールの幸せを願って自ら身を引いた、ヒロインのペッポたん(反論不可)の
健気さにも心を打たれました。


> ◆スターシップオペレーターズ 18:00 テレビ東京

客観的評価/4- 主観的評価/4+

詳細な感想は別記事にて。
細かい突っ込みどころは満載でしたが、概ね好印象です。

> 宇宙での艦戦にあっと驚くほどの戦略がないのが残念。
> # 艦の性能に頼っていては戦略にならないです。

基本的に1対1の戦いなので幅広い戦略は立てようがありませんから。
そういった戦略を楽しむ作品というわけでもなかったようですし。
#あ、また擁護してしまった (^^ゞ


> ◆Air 24:30 BS-i
> 
> 総合/6-!!(+↑)
> 評価を始めてから初の"6"です!!("-"付きですが)
> PC版プレイヤーとして十分満足できる出来でした。

客観的評価/5- 主観的評価/5+

ゲーム未プレイの者としても大満足です。
晴子さんには酷な結末に不満のある方々も多いのではないかと思いますが、
あの最後は決してバッドエンドではなかったと、自分は思います。

> # 総集編、単なるダイジェスト版じゃないの。
> # EDに「鳥の詩」フルバージョンを持ってきたか、と
> # と思いきや、微妙に短いし。

フルバージョンって6分間もあるのですね (^^ゞ


> ◆ジパング 25:25 TBS

客観的評価/3  主観的評価/3

話の区切りとしては良かったのかも知れませんが、草加の望む「ジパング」とは
どんなものなのか、具体的なイメージが見えない段階での幕引きは少々残念。


> ◆舞-HiME 25:30 テレビ東京

客観的評価/4  主観的評価/5-

> 総合/4+(0→)
> キャラが多いけど、ほとんど全員が生かされています。
> 結構、すごいことかも。

ええ、本当に。
HiMEだけであれだけの人数がいたというのに、作中で使い切れていないキャラが
いないことは、2クール作品で話数に余裕があった事を差し引いても見事です。
脇役のクラスメートはもう少し掘り下げられたようにも感じますが、流石にそこ
まで注文を付けるのは贅沢な望みでしょう。

> 「今まで消えた人達が皆生き返って、何事もなかったよう
> に幸せに暮らしました、とさ」……冗談じゃない!
> この作品にそんな終わり方が許されるはずがない!
> ……と思っていたら結構それに近い展開に!-o-

自分もそのような展開だったら興醒めだと思っていましたが、ところがどっこい
最終話後半の怒涛のギャグで全員復活承認です!

> 皆、一度消えた時の記憶を持ったままの復活なので、
> 起こった出来事を全て肯定した上で先へ進んでいるから
> 「まあよし」とします。
> # というか、あのラスト、実は結構気に入っています。
> # アリッサも復活したし、紫子の妊婦姿も拝めたし(爆)

なんと第2期シリーズがあるそうですから、彼女たちの更なる後日談が観られる
かも知れませんね。
#子持ちになっていたりして (^^ゞ


> 【総評】
> 
> さて、今期は「AIR」が別格の出来でした。

ええ。今期は『AIR』一人勝ちでしょう。

> 2位は、評価していませんが「月読」かな。

自分だったら、『舞-HiME』かなぁ。
『スタオペ』も『J:E』も自分の中では高評価なのですが、同程度の評価であれば、
2クール作品の『舞-HiME』を上位に持ってきます。
3位以下は混戦状態で、とても1つに決められません。


> 2005年度第1四半期(1Q)もアニメの数は増える一方、
> また整理していくつかきらないと、RD-X2の少ないHD
> では入り切れなくなるのは必定。
> でもディスクの容量がなくなる前に、予約欄が一杯に
> なってしまいます。

自分はRD-X5とRD-XS43に加えてRec-POT(250GB)を導入。
録画予約の件数は既に50件を超えています (^^ゞ


ではでは。

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  猫間 鈴秋 / NEKOMA SUZUAKI
  mailto:nekoma@mvj.biglobe.ne.jp
  http://www5e.biglobe.ne.jp/~nekosuzu/index_n.htm
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