中本君への返事なのでこちらに返事を付け替えました。

NAKAMOTO Tetsuyaさんの<d58cvi$cec$1@nwjp2.odn.ne.jp>から
>新城さん wrote...

>> 私のこの記事でも、ゴミだと思う人がいるでしょう。その人に私の
>> 記事をキャンセルされたのではたまりません。中本さんは、私のこ
>> の記事をキャンセルする人がいたらどう思いますか？
>
>そういう極論は結構です。
>確かに世の中にはカラスは白いと言い張る人もいるかもしれませんが、
>大多数の人にとってカラスの色は黒でしょう。
>私がキャンセルの対象にしている記事はそういう記事です。
>

「カラスは白い。」この意見は消してはならないよ。
価値相対主義の立場から、断言できる。
少数意見であろうと、太陽が回っているという科学的見地からみて妥当でない
意見だろうと、断じて消してはならないです。

テロを肯定するという、意見が出てきても、断じて消してはないらないです。
９．１１を批判しても、９．１１テロが誰によって行われたか、国家犯罪では
ないかという疑いが極めて強い。それが真実なら、表面的なテロ反対とは別に
国家がテロを肯定していることになる。行動でテロを肯定し、言論でテロを否
定するという現実があるなら、むしろ言論においてテロを肯定するほうが正
直。表立って関東軍は謀略を説くほうが正直。まあ、しないだろうが。
言論がきれいごといって、非道徳的なことは削除するという姿勢は、現実の実
態を言論に浮き上がらせることを封じ込める。
多様なすべての価値の表出を言論において認めないことには、言論の自由を維
持することができない。

ｆｊは気品と格調を育てたいなら、育てれば良い。ただし、それはゴミ記事と
思われるものがあっても、そのなかで、格調高い記事を投稿すればよい。それ
がいやなら、別に掲示板を有志で作って、会員制にし、秘密クラブにでもして
厳格なルールを承認しあってやればいい。

中本君の最大の問題は、中本君の情緒から出てくる価値により、中本君の気に
入らない価値はその存在を抹消するという、民主主義の基盤である価値相対主
義にとってもっともやってはいけないことをしていることなんだ。

「
相対主義は証明され得ないような論敵の信念に対する挑戦を含むと同時に、等
しく否定され得ないところの論敵の信念に対しては、これを尊敬せよと勧める
に吝かではない。その結果として、一方では断固として戦う態度を採り、他方
では判断の寛容と適正を持するというのが、相対主義の倫理であることにな
る。
」（「法哲学における相対主義」１９３４年、尾高朝雄訳、ラートブルフ）
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>-- 
>中本徹也 (NAKAMOTO Tetsuya) @ HACHIOUJI City, TOKYO.
>tetsuzou@pop02.odn.ne.jp
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Ｇreat Sugawara
私のポリシー：一切個人的にメールも物も発送しません。
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