In article <ct415u$1v2$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp> kuwa_fs@yahoo.co.jp writes:
>ついでに言えば,根(root)と解(solution)はちょっと違うような気もします
>が・・・
今の教え方では、
「解集合」と「解集合の個々の要素」をどちらも「解」と呼ぶわけで、
ことさらに混乱させているように思うんですけどね。

生徒を混乱させないことを優先させるなら、
「“解”の個々の要素が“根”」
「“根”を全て合わせた集合が“解”」
と定義しちゃえば、
一般的な語法とも割と整合しているし良いんじゃないかと、昔から思ってます。

ところでちょっと気になったこと……

In article <ct2c6s$it6$1@news511.nifty.com> ZAP14260@nifty.ne.jp writes:
>私の高校生のころは、方程式の「根」と呼んでいたものが、
「高校生のころ」云々が
「教科書の類も全て“根”で表記されていた」という意味だとしたら、
若くても還暦近いお齢ということになると思うんですけど……

勿論、教科書が「解」に統一された後、
参考書の類から「根」という用語が消えるまでに
10年以上を要しているとは思いますが。

                                戸田 孝@滋賀県立琵琶湖博物館
                                 toda@lbm.go.jp