"no one" <willkommen-spam@ich-liebe-spam> wrote in message news:41a7bf14$0$971$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp...
> 二・三のことがら
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>  明らかに素粒子は粒子ではなく波動でなければなりません。
> 素粒子が実体なのではなく媒質が実体だからです。
> 時空のなかの素粒子が現象を生成するのではなく、現象が時空のなかの素粒子を生成
> している筈です。

素粒子云々を言うなら少なくとも場の量子論を理解してからにしましょう。

”粒子”というものは局所的に運動量やエネルギーを持っていて
それらが相互作用の前後で保存されるものと理解してます。
と同時に自分自身と干渉するような”波”の性質も有してます。

素粒子は古典的な意味での粒子や波ではありませんが、粒子的な性質や
波動的な性質を両方有しているものとしか言いようがないでしょう。

思弁の世界で妄想するのは勝手ですがそれは科学ではありません。
科学的な意味で素粒子がどういうものなのかを議論するには
まず前提として場の量子論を理解する必要があります。
その上で説明できることできないこと、それを超える理論を
構築するべきです。

実験的に十分検証されている理論を無視していろいろ考えても
無駄だと思いますね。まだ、実験でも説明できていない現象に
ついて現在ある理論を包含する、より基本となる理論を構築する
ことは十分意味のあることだと思いますが、どういうわけか
多くのトンデモさんは現在十分な精度で検証されている理論を
はじめから否定してご自分の矛盾に満ちた理論でもって世界が
すべて説明できると主張するんですよね。それって単に自分の
頭の中だけに存在する幻の世界なだけなのにね。

なんで先人の成果に対して謙虚になれないんだろうか?
ホント不思議です。