しらいです。

In article <041114150501.M0115243@bureau.foc.jp>,
HOSAKA Eiichi  <ei-news@foc.jp> wrote:
> |  自動マージン機能とは、最終行の最終桁を越えて文字を描画した
> | 場合に画面全体をスクロールさせるか否かを、その文字が表示可能
> | 文字か否かに応じて自動的に判断する機能です。
>
>  正確な説明ではないですね。本質としては、最終行か否かとは無関係です。最

 こんなところで正確な描写を心がけてたらきりがないので、必要
最低限の説明しかしないようにしてます。


>終行だった場合に、結果としてスクロールするか否かの挙動は変わりますが。こ
>の機能自体公的規格外で、VT100とかの実装での「既成事実」ですので、ちゃん
>と実験して挙動を調べないと把握は難しいものです。

 termcap/terminfo の存在自体を否定される訳ですね。そういう
立場があっても構いませんけど、普通は現実問題として逐一調べる
のは無理なので termcap/terminfo database の記述に頼る訳です。
 xn(eat_newline_glitch) はそのために用意されているのですか
ら、この設定値をみてスクロールするのか否かを判断するという方
法論自体は間違っていないと思います。


> | # BSD 系だと /etc/termcap を ~/.termcap に copy して vt100
> | #entry から「xn」を削除するという手もあるのですが、Linux は
> | #terminfo ベースなので悩ましいところですね。
>
>  うそ。アプリ依存です。ビルド方法で変わるものもあります。Slackware 10.0
>では、例えば

 Slackware は歴史的経緯で termcap library を持ってるんです
が、RedHat や Debian だと termcap library は optional 扱いで
すね。RedHat の方は後で標準実装になったのかな?
 文化的に、Linux では terminfo の方が標準だそうで、termcap
は互換性のために用意されているということです。database とし
てもメンテされてないことが多く、余り実用的ではありません。
 なので、FDclone は Linux 環境では libncurses を選択するよ
うに設計してあります。source をいじらない限りは terminfo ベ
ースですね。

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                                               しらい たかし