KMochidaです。皆様、有難うございます。
遅くなりまして申し訳有りません。


> は、「等量を加えたときには」という条件を付加したうえで、
>   Ag(+) + NO3(-) + NH4(+) + Cl(-) → AgCl(s)↓ + NH4(+) + NO3(-)
>   Ba(2+) + 2Cl(-) + Zn(2+) + SO4(2-) → BaSO4(s)↓ + 2Cl(-) + Zn(2+)
> としてもらいたいと思います。
> なお、これらの式より、左右に共通するイオン(反応の前後とも通して存在する、
> 反応に関与しないイオン)を取り除いてイオン反応式にすれば、
>   Ag(+) + Cl(-) → AgCl(s)↓
>   Ba(2+) + SO4(2-) → BaSO4(s)↓
> となります。
納得です。有難うございます。

> AgNO3, NH4Cl ともに 2.00 mol/L の溶液を等量まぜたものとして、
すいません。「等量」って何なのですかね?
(「当量」なら見つけたのですが)

> 各イオン等の濃度は、およそ以下の通りでしょう。
> [OH(-)]          〜 4.17E-10 mol/L
> [H(+)]([H3O(+)]) 〜 1.74E-5  mol/L
> [NH3]([NH4OH])   〜 1.74E-5  mol/L
> [Ag(+)]          〜 2.1 E-4  mol/L
> [Cl(-)]          〜 2.1 E-4  mol/L
微量に電離するのですね。

AgNO3のAg+、NH4ClのCl-の殆どがAgClイオン結晶になる。
NH4Clの大部分のNH4+はイオン状態のままで存在する。

> [NO3(-)]         〜 1.00     mol/L
> [NH4(+)]         〜 1.00     mol/L
やや電離し難い。

> [H2O]            〜 55.6     mol/L
殆ど電離しない。

> "KMochida"さんは、京大生ですか? ならば、
> 以下の定量的な計算の説明についてきますか?
いえ、違いします。お金無いので今現在フリータしてます。

> # 以下では、硝酸アンモニウム水溶液のpHの計算をしています。
> 強酸(硝酸)と弱塩基(アンモニア)の塩(硝酸アンモニウム)は、
> 加水分解により弱酸性を示す。
> ここで、強酸を HA, 弱塩基を BOH と表記することにします。
> 塩は、BA。考慮すべきは以下の4つの平衡
> 1)  HA   ⇔  H(+) + A(-)     完全解離しているものとする。→ [HA] 〜 0
> 2)  BOH  ⇔  B(+) + OH(-)    Kb = [B(+)][OH(-)]/[BOH]
Kbは電離定数ですね。

> 3)  H2O  ⇔  H(+) + OH(-)    Kw = [H(+)][OH(-)] = 1E-14   (at 298K)
> 4)  BA   ⇔  B(+) + A(-)     水に溶けている限り完全解離しているものとす
る。
> 4) において、電離した B(+) が、式3) の水の電離平衡で生じた
> OH(-) との間に、塩基の解離平衡式2) を持つため、
> 全体として H(+) が過剰となり、弱酸性を示す。これらを
> 正味で書くと、次のようになる。(塩の加水分解)
> 5)  B(+) + H2O  ⇔  H(+) + BOH
わかります。

> 稀薄溶液では、[H2O] は一定とみなせるものとし、
> 質量作用の法則より、式5) の平衡定数は、
[H2O]≒1(mol/L)なのですね。

> Kh = [H(+)][BOH]/[B(+)]  と書け、これを加水分解定数とよぶ。ところで、
> Kh = [H(+)][BOH]/[B(+)] = [H(+)][OH(-)] × ([BOH]/[B(+)][OH(-)])
>    = Kw / Kb
> であるので、Kb より Kh は一意的に求まる。
Kb・Kh=Kwという関係があったのですね。

> いま、塩 BA を純水に溶解させた。
> その全濃度を C (= [BOH] + [B(+)] ) とし、それが
> 加水分解をうけた割合(加水分解度)を h とする。
> [H(+)] = [BOH] = hC
> [B(+)] = (1-h)C
つまり、体積をV(L)とするとBAはCV(mol)あって、
このCV(mol)のBAを溶かすと(BOHは弱塩基なので)割合hが加水分解し、
CVBA⇒
CVB(+)+CVA(-)⇒(1-h)CVB(+)+hCVBOH+hCVH(+)+CVA(-)
だから、
[H+]=[BOH]=hCV/V=Ch
[B+]=(1-h)CV/V=(1-h)C
という訳ですね。
漸く納得できました。

> よって、Kh = (h^2×C)/(1-h)   式6)
Kh=[H+][BOH]/[B+}より、そのようになりますね。

> これを h の二次方程式と考えて解くと, h (すなわち [H(+)] ) は、
> 全濃度 C、および
> Kh により求まる。 h << 1 と近似できるとき、
> 式6) の分母の (1-h) → 1 と近似でき
h<<1であろうと予想してみるのですね。

> h^2 = Kh/C = Kw / Kb /C
> つまり、pH = 7 − 0.5{ pKb + log(C /M)}  式7)
pH=-log[H+]=-logCh
=-logC√(Kw/KbC)
=-log√(CKw/Kb)
=log√(Kb)-log√(CKw)
=0.5(logKb-logCKw)
=0.5(logKb-logC-logKw)
=7-0.5(logKb-logC)
=7-0.5(4.76-logC)
『C=1(mol/L)の時には』
=7-0.5(4.76-0)
=7-2.38
=4.62

、、、で、
h<<1と近似して正解だったという確認の為の検算はどうやってするんでしょうか?

> アンモニアにおいては pKb = 4.76 なので、
この数値はアンモニアの電離定数なんですよね。
色々な物質の電離定数の一覧を掲載しているサイトって有るんでしょうか?

> C = 1 M(mol/L) の硝酸アンモニウムの pH
> は、4.62。これは、溶液中で [H(+)] = [NH4OH] = 1.74E-5 mol/L
[H+]=10^(-pH)=10^(-4.62)≒1.74×10^(-5)
ですね。

> もし「十進BASIC」が利用可能なら、以下のソースで、
> 塩の濃度と pH のグラフがかけます。
:
> PLOT TEXT,AT  7,pKB : "__ pKb"
>
> END
大変有難うございます。m(_ _)m
http://hp.vector.co.jp/authors/VA008683/BASIC51D.EXE
をダウンロード・解凍・起動してこのプログラムを貼り付けて・実行して上手くいき
ました。