Re: 反応式についての質問
ナカジマと申します。
まず、はじめの質問者の質問に対しては、
"KMochida" <kaormchd@plum.freemail.ne.jp> wrote...
>つまり、
>AgNO3+NH4Cl→AgCl(白)↓+NH4(+)+NO3(-)
>となると言っていいのでしょうか?
:
>つまり、
>BaCl2+ZnSO4→BaSO4(白)↓+2Cl-+Zn2+
>となると言っていいのでしょうか?
は、「等量を加えたときには」という条件を付加したうえで、
Ag(+) + NO3(-) + NH4(+) + Cl(-) → AgCl(s)↓ + NH4(+) + NO3(-)
Ba(2+) + 2Cl(-) + Zn(2+) + SO4(2-) → BaSO4(s)↓ + 2Cl(-) + Zn(2+)
としてもらいたいと思います。
なお、これらの式より、左右に共通するイオン(反応の前後とも通して存在する、反応に
関与しないイオン)を取り除いてイオン反応式にすれば、
Ag(+) + Cl(-) → AgCl(s)↓
Ba(2+) + SO4(2-) → BaSO4(s)↓
となります。
また、河野さんの、
"Shinji KONO" wrote ...
>あんまり出て来ないと思う。
> NH4+ ⇔ NH3 + H+
> H+ + OH- ⇔ H2O
>じゃないのか... でも、言われてみれば、H+ の関与よりも、寿命
>が短くてもH3O+の方が濃度が大きいから効果としては大きいのか。
もし、オキソニウムイオンを考えるのなら、水中のプロトンは、ほぼすべてオキソニウム
イオンであると考えるのが普通だと思います。(オキソニウムイオンの寿命の具体的数値
については詳細を知りませんが、そもそもオキソニウムイオンとはプロトンが溶媒中で溶
媒和を受けているものなので、水素結合の移動により「ある特定の原子の組み合わせから
できたオキソニウムイオン」が壊れても、次の水とまたオキソニウムイオンを生じるので
あれば、そういう意味でのオキソニウムイオンの寿命は、溶液中のバルクのオキソニウム
イオンの量の減衰は示さないでしょうから、この寿命が短くてもうんぬんの議論はどうな
のでしょう?)
とはいえ、もしそこまで細かく議論するのであれば、たとえば Zn2+ イオンだって水中で
はヘキサアコ亜鉛イオン [Zn(H2O)6]2+ になっているでしょうから、ここは簡単に H+ で
問題ないと思います。アンモニアだって、水中では NH4OH だろうし、そもそも水中で溶
媒和を受けていない単分子の水などというものがあるのかも… ;-p
--
Satoshi Nakajima
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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