《新大臣の記者会見を見て。》



細田官房長官と町村外務大臣の凛とした姿が印象的だった。



細田官房長官が新大臣を発表なさったが当初の“ひ弱さ”がどっかにすっ飛んだ堂々
とした物腰だった。

その優しそうな声色の中にある重量感のある威厳はまさに『現在の太政大臣』とも言
うべきすばらしいものだった。

『人民を従える国の施政者とはかくなるや』、と思わせる指導者の貫禄十分なもの
だった。

今後、テレビ出演などしっかりなさり、政治心情なども聞かせてほしいものだ。

総理候補の資質、十分ありという感じだ。



町村外務大臣も同様の印象を受けた。

以前の外相が小役人的印象だったのに比して、こんどは、自ら指令する司令塔?

いかにも大臣という感じだ。



現在日本は商人国家から、世界標準の品格ある武家国家へと変身しつつある。

骨のありそうな政治家が外務大臣になって期待できそう。



そのほかの大臣もみんな演説が上手だった。

なかでも棚橋大臣?

三回当選の政治家だが弁が立つ。

なかなか良いなという感じだった。



新内閣の顔ぶれは、あまりテレビに出なくて国民にそれほどなじみのない顔がそろっ
たが、政治家としての能力はしっかりありそうだ。