Re: 喫煙をめぐるフランス社会の情勢
KGK == Keiji KOSAKA wrote:
>>15〜75歳における喫煙者数は、19999年末に34.5%だったものが、
>
> 遠い未来ですね ;P
ぎゃふん。
>> 喫煙行為に関する規制ではなく、増税でもって喫煙を抑制する
>>ってことなんですね。
> 「喫煙者のモラルに全く期待を持たない」という意味では、日高さん流かな。
まぁそういう風味でしょう。
で、一昨日くらいの朝日新聞で、欧州の喫煙情勢についての記事が
ありました。保存するのを忘れたので詳細がわからないのですが、
喫煙マナー的には規制の緩い欧州で、徐々にたばこに関する規制が
強まって北米並みになりつつあるというもので、特に北欧の国々が、
日本の健康増進法に相当する法を制定して、室内での喫煙を禁止し、
分煙を義務づけようになったとか。
# アイルランドでは分煙すら違法という扱いらしい。
この件に関して 2/27の朝日新聞夕刊、柳瀬尚紀氏が同氏のコラム
「猫舌三昧」にて、パブがたくさん建ち並ぶダブリンで、たばこの
煙の消えたパブはいささか寂しく、「正直いって、やりすぎではな
いか」と指摘しています。また新聞に寄せられた喫煙者の声として
「おれたちにとってギネスと煙草は同義語だ」
「ここはアメリカじゃない。飲みかつ吸うのはわが国の
文化の一部だ」
「マイアミなら外へ突っ立っていられるだろうけど、凍る
寒さのダブリンで同じことやってみな」
「米国式健康ファシズムがエメラルドの島に居座るのは
許せない」
という言葉を紹介しています。
正直なところ、私も「やりすぎ」だと思います(分煙を実施する
のは当然であるという考えでもありますが)。喫煙者の声も、他の
3つはともかく「凍る寒さの…」には大いに同意。今の日本では、
例えば分煙されてないドトールとかモスバーガーで、テイクアウト
の品を寒風吹き荒れる屋外で待つ人がいたりしますしね。
# そこまでしてドトールやモスに行かなくてもいいという声も
#あるでしょうけど、だとしたら、アイルランドの人々も、そこ
#までして禁煙のパブで酒を飲まずに自分の家で飲めばいいだけ
#でしょうし、わざわざ禁煙の千代田区に来て買い物しなくても、
#近所の店で済ませればいいということになりますし:-)
またフランスのたばこ価格上昇を受けて、もともとたばこの価格
が高いイギリスの喫煙者は、これまでドーバー海峡を渡ってたばこ
をフランスに買い付けに行っていたのが、最近ではベルギーに行く
ようになったとのこと。
# そこまでしてイギリス人である必要など… < ?
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MARUYAMA Masayuki@DTI
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