! "<3fdbe4ad$0$19831$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>" という記事で
!     Sun, 14 Dec 2003 13:19:51 +0900 頃に wacky  さん は言ったとさ:

>>> 1.空き缶をポイ捨てする
>>> 2.吸殻をポイ捨てする
>>> 3.吸殻のポイ捨てを批判する
>>> 4.自己棚上げで吸殻のポイ捨てを批判する
>>> と「行為」と呼べるものが幾つもあって「目的」と呼べるものも同じだけあ
>>> る。ってのが詭弁の温床になっているような気がします。
>>> 気を付けて区別しましょう。
>> 
>> 私は常に区別しています。
>> その上で、「1の状況のもとでの3」という行為を批評の対象にしています。

> それは4そのものでしょう。

4の表現では、着目点が不明確になりやすいでしょ?

> #正確には「1および2の状況のもとでの3」だけどね。^_^;

そりゃそうだ。

> 繰り返しますが、「4.自己棚上げで吸殻のポイ捨てを批判する」を単なる
> 「3.吸殻のポイ捨てを批判する」であるかのように言うことは詭弁と指摘さ
> れても仕方ない行為であると思います。

私は、いつも、「それらの状況の中での3」を扱ってるし、それを別のもので
あるかのように言ったことはありません。

>> <3f8c83df$0$19844$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>:
>> | 「目的が正しければ正当化される」が誤りであることは正当防衛と過剰防衛の
>> | 違いを考えれば明らかですよね。当然ながら「手段」の正しさも問題になるわ
>> | けです。
>> 
>> ってやつは、「目的」は3もしくは4の対応物の目的で、「手段」は1の対応物
>> の手段だってこと?

> この話でどの目的とかどの手段ってことはないと思いますけど?

どういう文脈で出てきた話なのか覚えてます?
<3f47cae4$0$254$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>:
| 繰り返し申し上げている通り、それ(自己棚上)は「目的の正当性」にかかわる
| 「行為の行われた状況」であると言えるでしょう。
というやつの根拠を説明してもらってる文脈ででてきたんですよ?

一見すると、目的の正当性にかかわるって説明を諦めたように見えるんですが、
そうじゃないって主張してんですよね?
で、
<3f92739c$1$19842$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>:
| 常識的に考えれば、当該行為を行った際に用いられた「手段」が「行為の行わ
| れた状況」に含まれるであろうことは明白だと思いますが、如何ですか?
とくるわけですが、この記述の中の「当該行為」というのは1で「行為」とだ
け書かれてるのは4なんですよね?

そう論理をつなげるためには、

>> <3f8c83df$0$19844$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>:
>> | 「目的が正しければ正当化される」が誤りであることは正当防衛と過剰防衛の
>> | 違いを考えれば明らかですよね。当然ながら「手段」の正しさも問題になるわ
>> | けです。
>> 
>> ってやつは、「目的」は3もしくは4の対応物の目的で、「手段」は1の対応物
>> の手段だってこと?

と解釈するしかないんですが。

> 目的や手段がどれほどあろうが「その中の一つくらい間違ったものがあったっ
> て構わない」なんてことにはならないでしょうに。

そういうところを問題にしてるんじゃなくて、目的の正当性の話をしてるとき
に、突然、手段の正当性に話を切り替えたのは何故かって話なんですが。

>> 「放火して消火する」というのは二つの行為を組み合わせたものです。
>> それは、「放火したという状況下で消火する」というのとは、問題の焦点が違
>> います。

> KGK氏が「何処に目を付けているか」なんて事に興味はありません。
> 両者は「KGK氏個人の見方」以上の違いを持たないものと思います。

私個人がってことではなく、問題の設定の仕方がどうかって話です。

> 従って、
> 単に「違う」と述べるだけではなく「違いを納得させる」必要があるものと思
> われます。

ある野球選手を評価するのに、「肩がいい」ってのと「投手失格」ってのは同
じ選手を対象にした評価ですが、両立しますよね?
このように、同じ対象でも、注目する点が違うと評価が違うってのは当たり前
です。
「放火したという状況下で消火する」ってのは「肩」に注目するのに相当し、
「放火して消火する」ってのは「投手としての能力」に注目するのに相当しま
す。

で、「投手失格」と評価したら「肩がいい」って評価は無意味かというと、そ
うじゃないですよね? 「じゃあ、外野手で使ってみるか」ということになるか
もしれないんだから。

>> 普通の言葉の定義では、「一般解」を特定の条件に当て嵌めたのが「特殊解」
>> です。
>> 「特殊解」を説明できないようなのは「一般解」とは言いません。

> う〜ん、これだけ聞くと正しいような気がしてしまうな…。^_^;

正しいです。

> その「説明できないようなの」の「の」ってのは一体なんなんでしょうか?

「一般解」として示された解ですね。

> より正確には「特殊解を導出できない
> ような*の*は一般解を導くことも出来ない」でしょうね。

「特殊解を導出できないような解は一般解ではない」です。

> KGK氏が「それを説明するような*の*」を述べているのならともかく、実際に
> は「一般解はこのような値である」と言っているに過ぎない。「一般解」を幾
> ら並べたてても「特殊解」や「特定の条件」の存在を否定できるわけではない
> のにね。

普通の言葉では、「一般解」ってのは特定の値を持ったりしません。
「一般解」に「特定の条件」を適用して「特殊解」を導くんです。
-- 
KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK
KG  KGK (life name: Keiji KOSAKA), Dept. of Phys., Okayama Univ.        K
KG kgk@film.rlss.okayama-u.ac.jp http://film.rlss.okayama-u.ac.jp/~kgk/ K
KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK
# 「一般解」と「一般論」を混同してんのかな?