青龍です。

"頼光" <raikou@mug.biglobe.ne.jp> wrote in message news:bqbqv9$jo7$2@bgsv5648.tk.mesh.ad.jp...
>  要するに、ここで行われるべきは「偏向」の真偽に関する議
> 論であって、「必要ない」などという判断停止的な発言ではな
> いということを、私は指摘しているのです。

 これについての私の答えは簡潔です。
 山川出版の教科書の記載が信用できないのであれば、
それと対立する資料を持ってくればいいし、半月城通信に
正確に引用されているのかが疑問なら山川出版の教科書
を直接参照すればいいのです。
 
>  偏向していないと考えるなら、それを堂々と主張するのが議
> 論におけるあるべき姿というものです。「レッテル貼り」など
> というレッテル貼りをするのではなく。

  論理的に関係のない主張について議論をするつもりは
ありません。山川出版の教科書の記述の信憑性と半月城
通信の偏向は何ら関係がないのです。

>  ちなみに単なる事実として、偏向した資料に基づく主張は偏っ
> たものになるというメカニズムが存在します。まさかこれに異
> を唱える人はいないでしょう。

 相手の主張が偏向していると思うのであれば、どこが偏向して
いるか、どのような視点が欠けているか、を指摘すればいいし、
資料が偏向していると思うのであれば、それと対立する資料、見
落とされている資料を提示すればそれで十分です。
 半月城通信が仮に偏向しているとして、その結果そこに提示さ
れている資料が偏向しているというのであれば、資料自体が偏向
していることを前述の手法で指摘すればそれで十分であり、それ
以上に半月城通信の偏向を問題にするのは時間の無駄です。
 
>  必要性の話に関する私の指摘は正しいのですから、まともに
> 議論をしようと考えているなら、納得するしか選択肢はありま
> せん。
>  もう一つの話についてなら、既に強固に自説が正しいと思っ
> てしまっている以上、感情が納得しないことは理解しますから、
> すぐにどうこうとは言いません。そちらは別記事で。

 このように、自分が正しい、相手が間違っているというのを議
論の前提にするのであれば、これ以上議論を続ける意味はあ
りません。頼光さんがそう思いたいのであればご自由にどうぞ
というしかありません。
 
>  そして、「論理的に関係がありません」は、上述の通り誤り
> です。

 という頼光さんの主張には同意しかねます。理由は前述し
たとおりです。
 
>  最後に、「偏り」が真であれば上述の通り兼松氏の主張は通
> らなくなるという状況にあるのですから、「意味がありません」
> は成立しません。

 ここが最大の間違いです。仮に半月城通信が偏向していた
としても、それが原因で兼松さんの主張が通らなくなるという
関係にはありません。
 従って、それを前提としたその後の結論にも同意は出来ま
せん。
 
>  一言で言うと、こういう事例の真偽を持ち出すことで必要性
> のロジックを偽とするのは、事例の内容に関わらず誤りです。
> 事例に影響されないことがロジックのロジックたる所以なので
> すから。

 頼光さんの主張は万事この調子で、自分の主張が正しいこと
が前提となっています。その前提となる主張を争っている相手
に対して、それが正しいことを前提に議論すれば、そりゃ議論
がかみ合わないのもしょうがないですよ。

 次もこのような主張が続くのであれば、私としては議論を続
けても時間の無駄ですので、フォローは遠慮させていただき
ます。