"Kaz Hagiwara" <K.Hagiwara@gu.edu.au> wrote in message news:bhp7j5$1pdgc$1@ID-83482.news.uni-berlin.de...
> 「もし、仮にロボットが人間に取って代って仕事をするようになったらますます
> 人間は必要なくなります。」の「ますます」以下は「人間が必要になります」と
> 言い換えられないともかぎりません。
> 
> 卑近な例だと、コンピュータはロボットそのものではないですが、それの導入で
> 人間の労働が却って増えた側面もありますし、便利になればなったで、さらなる
> 便利の追求に人的労力をつぎ込むのが人間というものでしょう。

「ロボット」と一言で言いましたが、それは人間の肉体労働を代わりにやってくれる
自律型ロボット意味です。単純労働の人口は非常に多いわけですから、それらに
取って代わるロボットが大量生産されれば失業問題は深刻になるでしょう。

どちらにせよ、「便利になる」=「労力が減る」ということが社会全体で起これば
それによって減少した社会全体の労力分に相当する人間の仕事はなくなって
しまいます。それを穴埋めできるほど経済が拡大しなければ、今のシステムでは
対処できないでしょうね。


> 「ロボット」を使うか、それにこき使われるか知りませんが、結局人間の世の中
> である限り、人間の仕事はなくならないという方に、私は500円賭けてもいい
> です。

人間の仕事がなくなることはありません。それは私だって承知していることです。
そうでなくて、今ある単純労働の人口を賄いきれるほどの仕事を将来も供給し
続けることが果たして出来るのだろうか?そのときの経済システムは?って
ことです。