ロボット社会と定常的な失業者増大について
以下は理想化された状態についての考察です。
「社会が便利になるとはどういうことか?」
を考えてみます。
「便利になる」とはすなわち「労力が少なくなる」ということです。
つまり、社会のあらゆるところで便利になった究極の世界では
人間がすべき労働力が大幅に削減されて恒常的な失業状態
が社会を蔓延するだろうということです。
もし、仮にロボットが人間に取って代って仕事をするように
なったらますます人間は必要なくなります。そうなってくると
現在の経済システムを大幅に変更せざるを得ないときが
やってくるかもしれません。
それは巨大な生産力を有するロボットの所有者あるいは生産者
に極端な所得の集中が起こって社会の階層化はますます激しく
なるかもしれません。それを防ぐにはロボットの生産や所有に
関する規制が必要になってくるかもしれません。
まあ、未来社会の話ですが、昨今のロボット進歩を見ていると
意外と近い将来(私の生きている間)に起こりうることなのかも
しれませんね。
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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