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In article <hattorin-2307032245280001@news01.so-net.ne.jp>
hattorin@ta2.so-net.ne.jp (HATORI nobuo) wrote:
>視覚障害者用点字ブロックの駅ホームでの取り付け方「日本のように歩行用として
>」と「アメリカのように、ホームの周囲ぎりぎりに、すなわち点字ブロックの線路
>側には隙間なく端ギリギリに取り付ける」どちらが。
>後者は危険表示として点字ブロックを使用しているので点字ブロックの上は歩かな
>いし立ち止まる人もいない。これはまた滑り止め、転落防止ともなり、電車が来て
>も白線までという放送の必要もない。

 どれもこれも的はずれです。

    1.日本でホーム端に施設された点字ブロックの多くは、「誘導路を示す棒
      状ブロック」ではなく、「危険個所を表示する点状ブロック」である。
    2.転落事故が起きている多くは点字ブロックも転落防止策もなくなってい
      るところで発生しており、このような状況では「点字ブロックがない=
      安全」ではかえって危ない。
    3.ホームに人があふれている状況では、日本で米国式にしても点字ブロッ
      ク上を歩かなければならず、ホームの端までの距離が分からなくなるこ
      とで危険度が増す。
    4.米国の多くでは、日本に比べて点字ブロックの凹凸が小さく(足の不自
      由な人などにとってはかえって邪魔になるため最小限になっている)、
      滑り止めにはならない。

 なお、どちらが線路側か分からなくなると言う話は、このような簡単な対応
で効果を上げることができます。
    http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2002sep/20/K20020920MKH1Z100000069.html