Kasumin The 3rd term #13 (07/02)

石崎です。

カスミン第３期　第１３話『カスミ、霧の者になる』について雑感など。

＃何か気が付くと毎回投稿される作品が２作品しか無いf.r.aですが、
＃７月改編でそれが増えることはあるのでしょうか…^^;;;;

●お豆腐ケーキ？

ユリ　「こういう新製品はどうかなと思って。私、もっともっとシカオ君家のお
　　　豆腐屋さんが繁盛するように、色々考えるね」

　シカオの気を引こうと、豆腐ケーキのアイデアを伝えるユリ。
　だが、シカオはその気持ちに気が付かない様子。
　好きな男の子が側に居るって良いなというカスミは、慌てて何でも無いと否定。

　そんなカスミの前を飛び、足下に落ちた紙飛行機。
　霧彦とのことを思い出したカスミが、それを開いてみると果たして霧彦からの
手紙だったが、雪乃がその紙飛行機を術で消してしまう。

　雪乃に抗議し、霧の者とつながりのある雪乃に手紙の内容を聞いてきて欲しい
というカスミが言うと、手紙とは知らなかったと言い去って行く雪乃だった。

＃ユリ様提案の豆腐ケーキ。誕生日用の豆腐だそうですが、絶対売れなさそう…。

＃紙飛行機を見て霧彦のことを思い出すカスミン。まさか、本当に手紙を紙飛行
＃機で送りつけて来るとは（笑）。

＃雪乃が紙飛行機を消してしまったのは、手紙だと知っていてかと思っていたら、
＃どうやら単純に知らなかっただけ？　ばつの悪そうな顔が珍しい。


●霧軍団に入団

教官　「寄りによって霧一族の敵、カスミとは」
カスミ「う…」
教官　「うーん。いや、名前は関係無い。能力と、やる気さえあれば」
カスミ「あの…でもあたし、別に霧軍団に入りたい訳じゃ」

　下校時、霞家の森の中でカスミの前に現れた雪乃は、霧彦に会わせると言う。
　疑いつつも、結局は雪乃にお願いしてしまうカスミ。
　雪乃に連れられ、霧に覆われた霧一族の里に来たカスミは、霧彦が居るという
城が見える場所で一人で行けと置き去りに。
　そんなことだろうと思っていたカスミが一人で歩いて行くと、目の前に現れた
のは、ヘナモンの子供達と、一人の男。
　その男は霧軍団の教官であり、カスミはベチャポンテンの霧軍団の新規入団希
望者と勘違いされてしまう。

　霧軍団に入りたい訳では無いという言い分も聞かず、始まった入団テスト。
　木の葉を降らせるコノハ、霙を降らせるミゾレ、毬栗を振らせるクリスケがそ
れぞれ合格するが、人間のカスミが何も術を見せられないでいると、何者かが吹
雪を起こしてそれを術と勘違いされたカスミは合格となってしまい、霧軍団バッ
チを与えられる。
　霧軍団の一員となったからには、足抜けしたら黒い霧にすると宣告されるカス
ミ。
　そこに吹雪を起こした張本人である雪乃が現れ、無事合格おめでとうと嫌味を
言うのだった。

＃雪乃の罠だと思ったら、やっぱり又罠でした。霧彦に会うためという大義名分
＃はあろうとも、毎回騙されるカスミンは正直、つきあいが良いとしか。

＃今回もベチャポンテンと間違えられるカスミン。雪乃の術で合格してしまいま
＃すが、これがカスミンの術では無いと、教官殿は見抜けなかったらしい。


●厳しい訓練

カスミ「あああ…。そんな事言われたって、急にこんな物投げられたら」
教官　「はー。面倒な奴が入って来たな」
カスミ「ですから、入りたくて入った訳じゃ」
教官　「いや。鍛えがいがあると言う物だ」

　木登り、枝から枝への飛び移り。
　霧の者としての訓練を普通の人間のカスミは何一つこなすことは出来ず、教官
に呆れられてしまう。
　最後には手裏剣を目の前に投げられ動くことが出来ず、教官に助けられる始末。
　だが、教官は鍛えがいがあると言うのだった。

　木に飛びつくことが出来るようになるまで、練習する様に言われるカスミ。
　同期としてカスミと練習する様に命じられ、とんでも無いのと一緒になったと
ぼやくコノハ達。
　カスミは帰ろうとするのだが、勝手に抜けるとカスミだけで無くコノハ達まで
霧に変えられてしまうと知り、渋々練習するのだった。

＃スカート姿で木に大股広げてへばりつくカスミンの絵が妄想を誘います。

＃投げた手裏剣より早く走る教官、凄いです。

＃ベチャポンテンの霧軍団は無理。少なくとも、ベチャポンテンは運動能力が高
＃いヘナモンでは無いらしい。


●家事ならお任せ

教官　「お前、なかなか役に立つでは無いか」
カスミ「え？」
教官　「何とか、霧軍団でやっていけそうだな」

　結局、木の枝に飛び上がることは出来なかったカスミに先は長いと言う教官。
　その日はもう休むことになり、宿舎として割り当てられた小屋を見たカスミは
その汚さに愕然。
　コノハ達にも手伝って貰い、小屋を掃除して教官を驚かせるのだった。
　続いて、夕食の支度でも豚汁のおにぎりを手際良く用意してみせ、便利な奴と
教官に褒められるカスミなのだった。

　夜。そろそろ寝ようという時に、クリスケが右腕を訓練中に怪我していること
を知ったカスミは手当をしてやる。
　漸くうち解けたクリスケ達に、霧彦に会うためにここに来たと話すカスミ。
　霧の城の警備は厳しく、友達といえども会わせてくれるかどうかというコノハ
達に、諦めかけるカスミだが、クリスケが立ち上がり、傷の手当ての礼にカスミ
を霧彦に会わせると言うのだった。

＃宿舎に散らかるゴミ、ゴミ…。カップラーメン、うどん、ジュース缶…。どこ
＃で買って来たんだ。^^;;;

＃やっぱりカスミンと言えば家事。ステルヴィアでは切るのに難渋していた南瓜
＃もあっさりと両断。

＃取りあえずお約束ながら、コノハ達にもカスミンと言われてしまいますか。

＃良く考えてみると、男女混合の宿舎というのは拙くないか？　着替えとか気に
＃しなかったのか、カスミン。


●霧彦の従妹だった雪乃

霧彦「雪乃は僕の従妹なんだ。僕が人間の学校に行ったことを知って、凄く、興
　　　味を持ったみたいで…」

　クリスケと一緒に、霧の城へと向かうカスミ。
　その前に、コノハとミゾレもやって来て、一緒に行くと言う。

　コノハ達の走るスピードに、ついて行けなくなったカスミ。
　クリスケに言われるまま、その場で待っていると、そこに雪乃が現れ、クリス
ケ達は子供であろうと容赦無く、霧に変えられてしまうという。

　霧の城の側で、霧の者に誰何されるクリスケ達。
　事情を話そうとするクリスケ達の言葉を霧の者達は聞く耳持たない。
　そこにカスミが追いつき、皆で帰ろうとするが、霧の者は容赦なくカスミ達を
霧に変えてしまおうとする。

　カスミ達を包み込む黒い霧。が、何故かそれが消えて行く。
　カスミ達を助けたのは教官。
　かつての教え子達である霧の者に、訓練生が度胸試しをしていたのだと取りな
す教官は、クリスケ達を連れて帰ることに。
　クリスケ達が抜け出したことは直ぐに気づいていたという教官は、本当に鍛え
がいがあるなと言い、クリスケ達を安心させるのだった。

　そんなクリスケ達の様子を見ているカスミの側に霧彦が現れる。
　雪乃からカスミが来たと聞いた霧彦は、雪乃が自分の従妹であること、自分が
人間の学校に行ったことを知り、雪乃が興味を持ったことを教え、ヘナモンが人
間の学校に通うと大変だが、カスミがいれば大丈夫だと思ってと言う。
　そっぽを向く雪乃だが、カスミは雪乃と上手くやっていると答えるのだった。

　霧彦はカスミに紙を渡し、これを紙飛行機にして飛ばせば自分に手紙を出せる
と言うと、雪乃にカスミを霞家へ連れて行く様に言う。
　カスミは、一杯手紙を書くからと言うのだった。

　教官とクリスケ達に、自分が人間だったことを黙っていた事を謝るカスミ。
　霧軍団のバッチを返そうとするカスミに、教官は一時でも自分の教え子だから
とそれを持っている様に言う。
　クリスケ達も、何かあったら助けに行くと言うのだった。

　雪乃に言われ、人間界に戻るカスミは、雪乃にもお礼を言うのだった。

＃訓練シーンでもそうですが、ヘナモン達の体力についていけないカスミン。第
＃二期のヘナモン運動会の時に、人間の運動能力がヘナモンよりも低いことが描
＃写されていましたので、それは仕方無いのですが、運動時にカスミの根性が全
＃く描かれていないのはどうかという気も。

＃第三期折り返し地点で漸く霧彦登場。雪乃は霧彦の従妹でしたか。近しい存在
＃でなおかつ、結婚も不可能では無い。カスミンのライバルとしてはなかなか強
＃力かも。

＃霧彦にカスミが来ていたことを教えていた雪乃。意地悪するだけじゃ無く、カ
＃スミの動向を探っていたのかカスミにクリスケ達の危機を教えてくれたりして、
＃悪人に徹し切れていません。カスミンに何かあったら、霧彦が許してくれない
＃と考えただけかもしれませんが。

＃霧軍団のバッチをそのまま持っている様に言う教官、何かあったら助けに行く
＃というクリスケ達。本作のパターンからして間違いなく今後彼らが登場する伏
＃線でしょう。

＃意地悪をした筈のカスミンにお礼を言われ、顔を赤らめたりカスミが居れば安
＃心という霧彦の言葉に顔を背けたりする雪乃が可愛いです。


●無事帰還

仙左右衛門「良い！　ポトポット達が作ったものがあるから、お前も早く食べ
　　　ろ」
カスミ「はい！」

　深夜になって、霞家に戻って来たカスミは仙左右衛門に叱られる。
　何かあったらと心配していたという桜女。
　夕食の準備をというカスミにポトポット達が作った食事を早く食べろという仙
左右衛門にカスミは笑顔を見せるのだった。

　霧彦に早速手紙を書こうとするカスミ。だが今日は疲れて寝てしまうのだった。

＃仙左右衛門さん、怒っているけど内心では一番心配していたのでしょうね。

＃次回からは、今日の出来事を霧彦に手紙を書くというラストかな？


●次回予告

「あたし、カスミ。仙太郎さんに恋のライバルが出現したの。それがとーっても
骨のある相手なんだ。次回、『カスミ、仲を取り持つ』こんじょだ、根性！」

　某所で読んだタイトル予告から、てっきり雪乃と霧彦の仲を取り持つのかと思
ったら、仙太郎とマサエ先生、そして骨格標本のヘナモン^^;;との三角関係の話
でしたか。

　では、また。

-- 
Keita Ishizaki mailto:keitai@fa2.so-net.ne.jp