"tettya" <tettya@livedoor.com> wrote in message news:3F005A75.3B680174@livedoor.com...
> GON wrote  in message news:bdn1af$kfv$1@news512.nifty.com
> > っていうより、なんでそんなに起業しにくい社会のままにしておきたいの?
> 
> 起業=会社を造る事ではない。
> 個人でやればいいと思うし、税金面で有利なら法人造っても良い。

だから今までなら1000万ないと株式による資金調達が出来ないんだって。

起業者に対しては間接金融は全然機能してないってのに、じゃぁ直接金融は
っていうとそれも1000万積まないとダメって言うんでしょ。株式による資金調達って
本来起業しやすくする意味もあるわけで欧米では一般的な制度でしょ。

何で日本だけ歪んだ形にしちゃったわけ?

まあ、それも経済音痴の橋本内閣のときからだから、それまでは日本も本来の意味
での株式会社制度はあったわけだけど、どうしても格付けしたい既存の企業が
わざわざ300万、1000万・・・とランクを作って株式会社制度を歪ませたわけです。

日本にもっと活気があったときはほとんど株式会社でしたね。そこら辺の商店でも
株式会社名乗ってるのが多かったと思う。でも、何も問題なかったと思います。

なんでわざわざ敷居を高くして直接金融のメリットを起業者から奪うのか、それが
わからんね。

起業の生成消滅で言えば生成する部分をもっとやりやすくする政策をとらないと
設備投資だって増えないし雇用も増えないし何よりも国民所得は増えません。

国民所得が増えなければ景気が良くなることは一生ありえません。

> 株式会社ってバッチにこだわらなければ今までだって出来た事。
> だからこの制度で「起業し易くなる」「景気がよくなる」ってのが理解出来ないの。

資金調達手段の優位性でしょ、要は。別に法人化しなくても起業できるけど
国の政策としてより起業しやすくする環境整備がなければ今以上に増やすことは
原理的に不可能だって言ってるの。起業が増えれば自ずと設備投資は増えます。
雇用も拡大します。国民総生産も増えます。景気は良くなります。

今の政府はその逆をやってるわけ。つまり、生成部分を増やすよりも消滅部分を
増やすことに躍起になってるわけ。これじゃ景気が良くなるわけないでしょ。

国民所得を減らす政策をとっている限り景気は良くなりません。

以上