石崎です。

parallaxさんの<baf8b1$fd1$2@news512.nifty.com>から
>こん○○わ、PARALLAXです。それでは「LAST−EXILE」の
>感想なぞを。なおネタバレだらけですので、まだ御覧になっていら
>っしゃらない方、またはDVDが出るまで封印しようと決意されて
>いる方は、これ以降は読まれない事をお勧めします。

こんばんわ。

>■ 「LAST-EXILE」 第07話 「Interesting Claus」

途中、何話かフォロー記事を抜かしている気もしますが(笑)。

>◆アヴァンタイトル
>
>前回の主要シーンから。「死体って何とも言えないよね」から始ま
>り「これは私たちのヴァンシップなんだから!」で終了。(おぃ)

星形を機関砲零距離射撃で撃破するシーンが出て来ますが…。
ひょっとして無反動砲?

#発砲と同時に後ろにも白煙が。

>◆空戦@シルヴァーナ至近空域
>
>: で、シルヴァーナの艦載機。そりゃま初めて乗った機体ですから
>: 慣れていないのは当たり前としても、どうやらコイツは例え予備
>: 機とは言えど、クラウスたち民間で使われているそれとは(元ク
>: ラウス機が派手にチューンされていても)相当に性能の格差があ
>: るようです。ラヴィもコントロールが出来ない乗機を加速Gに耐
>: えながら「こんなのヴァンシップじゃない!」と悲鳴あげ評し。

毎時300ノットとかラヴィが言ってましたので…(計算中)555km/h位でしょ
うか。先の大戦のレシプロ戦闘機並の速度なので、今日日の機体が壊れるより先
に人間の方が壊れてしまいそうなジェット戦闘機に比べれば大した数字では無い
のですが、それで怖がるという事は、普段のヴァンシップは半分位のスピードし
か出ていないのかも。

>: で、整備班と言えども「此処には仕事が無い」となれば銃を持っ
>: て「いきなり最前線」に立たねばならないのがシルヴァーナの様
>: です。これが艦の風潮だとすると、矢張りこいつらは整備兵から
>: して相当に戦い慣れているのかと思いました。

整備兵の質が戦闘力に大きく影響するのは疑いようも無く。
であれば、安全な場所に待避するのが本当の筈。
余程人手不足なのでせう。

>: 艦橋に集中する侵入報告を聞き、アレックスが一言「後部が弱い
>: か」と。こうした不利極まりない戦況下でも冷静にシルヴァーナ
>: の艦体構造の改良点を分析している所は、実に全く嫌になるほど
>: 冷静です。まぁ苦戦になればなるほど艦橋が浮き足立っていては
>: 話になりませんので、マドセイン艦隊にいた熱血ハゲ吶喊参謀よ
>: りは遥かにマシかと思いました。

そりゃ、飛行甲板に火器が殆ど配備されていませんから弱点丸見え。
やはりここは使わない時は飛行甲板が反転して砲塔が…

#昔のアニメならいざ知らず、今それやったら突っ込み多数

>: ソフィアが艦長に進言する「たれんそうてっこうふんじんだん」
>: とは多分「多連装徹甲粉塵弾」てな漢字が当て嵌まるのだと思い
>: ますが、これが文字通りだとしますと「相手の装甲を貫通し内部
>: へ引火性の粉塵を撒き散らして発火=粉塵爆発させる弾を一気に
>: ばら撒く」のかと解釈されそうです。ヴァンシップや銃兵の弾が
>: 単なる丸弾でしかないのですから、これは確かに最新鋭の兵装。

やはり、粉塵弾に聞こえましたか。何だか良く判らない兵器です。
濁点一つ取れば、「多連装徹甲噴進弾」となって、対空多連装ロケット砲(某帝
国海軍で実在)のことかと思うのですが。

#でもロケットの初速では星形を打ち抜けないから、実は成形炸薬が搭載されて
#いたりして。

>: あ、星型への乗り込み様が何やらワンダバしているなぁ、と思っ
>: た事は即時に脳内から削除しました。また発艦時には単機だった
>: のでてっきりルシオラとの複座型かなと思いきや、いきなり空中
>: 分離したのにもますますワンダバだなぁ、と思った事も即座に脳
>: 内から削除しました。だって面白過ぎるんだもん(笑)。

当然、突如分離した辺りで某使徒を思い出したことも、脳内から削除する必要が
あるんですね。

>: 出撃時にルシオラがディーオに「誕生旬も間近です」と語ってい
>: ます。元服でもするのかな?(違) 何某かのイベントがあるよう
>: ですが、これが「ボクには時間が無いんだ」と答えるディーオ様
>: に繋がりますかな?

ありがちなのは元服したら空に出るの禁止令とか。

>: 2度も繰り返されれば流石にクラウスにも相手が遊んでいるのが
>: 判り、怒り心頭でしたな。得意の木の葉落としで一気に高度を下
>: げそのまま逆宙返りへ入り相手の後ろにつけ…ましたが、残念な
>: がらその途中でラヴィがレッドアウト。彼女なりに限界まで頑張
>: ったが、矢張り一介の運び屋兼草レーサーに本格的空戦機動は無
>: 理でしたか。

出力を制御するのも弾倉を交換するのもナビがやる辺り、随分と不便な機体です。

>: ルシオラ機はそのまま変形しながらタチアナ機へ正面から吶喊、
>: タチアナ機はもう後部へ取り付かれ破壊され放題。これで負傷す
>: るアリスですが、平然とタチアナの指示に従います。尤も被害報
>: 告で「離脱しますか?」と進言しているのは、「私はもう少しは
>: やれるけど、撤退してくれると嬉しいな」なる意味を言外に潜ま
>: せているかな?とも思えました。尤もこれもタチアナからあっさ
>: り無視されていまいましたが。後にタチアナが吐く、「ナビは部
>: 品だ」的な扱いですから、これに基づいてアリスが扱われている
>: と思うと、やや前々回クラウスを怒鳴ったアリスが哀れに。

タチアナが非情にも見えますが、顔色を見て未だ大丈夫と見切っている様にも見
えました。彼女は後にナビを部品扱いしていたりもするので、真意は判らないの
ですが(笑)。

>: 「あとちょっと!」と言うタイミングでタイムアップ(おぃ)。
>: 尤も直後に星型の大群に囲まれたクラウスとしては「助かった」
>: なんて思っている間もなかったかと思えました。取り囲まれた時
>: に「ラヴィ」と呼ぶ辺り、クラウスが最後に何処へ立脚している
>: かが垣間見えた、と思うのはラブコメ的に穿ち過ぎな味方でしょ
>: うな(^^ゞ。

タイムアップって。どうも燃料切れとか言うのでは無さそうな気もします。
何となく、戦いにゲームの如き時間制限があるような。

>■総括:公式サイトにある今回の解説は、以下の通りでした。
>
>: そらまぁ「同じ戦線を潜ったもの同士、仲違いは水に流される」
>: てな鉄板展開もあるかもしれないけど、それは「同じ塹壕で肩並
>: べて小銃を撃った」仲間である場合だろう?

えーと多分、アルのシルヴァーナの乗組員に対する態度の変化が原因なのだろう
と思って見ていました。アルが満足している様ならまぁ良いかと。
それにパイロットとバックアップは一心同体。
整備員もまた然りな訳で、予備のヴァンシップを使わせてくれたシルヴァーナの
人達を信じても良いかなと思ったという辺りでしょうか。

#…と、好意的に解釈してみます。

>そして今回はラヴィまで、その心情が判りません。前回の激情につ
>いては「あぁキレちゃったな」くらいに考えてはいたものの、流石
>に今回の「あんなに疑問に思っていた戦闘から帰ってきてみれば、
>関心が向くのは食事。わだかまりがあったらしいクラウスや整備員
>達ともほのぼの。仕舞いには何時の間にやらシルヴァーナで戦う事
>を決意。」てな具合に流れる心情には、おまー前回まであれだけ嫌
>がって恐れて今回は怖いとまで言っていたシルヴァーナでの戦闘を
>何がきっかけで受け入れたんじゃ?と言いたくもなりました。

理由…タチアナにボロクソに言われたから(笑)。

#その割には怒る描写が無いぞう。

>: やっぱ「メロメロほのぼの」のハリウッドエンターティメントか?

結局その辺りに落ち着きそう。

>◆次回予告 第08話 「Takeback」
>
>さて問題は、お子様に見せられない「絵」が登場するか否か、だな(爆)。
>・・・テレ東で、それは無いか(^^;)。 では。

そのものな「絵」が無くても、お子様に見せられない場面を描写することは十二
分に可能なのですが、ま、あまり期待はしないということで。

では、また。

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Keita Ishizaki mailto:keitai@fa2.so-net.ne.jp