Yu_0です。
こんにちは。

March Hare さんの
news:ahcdtn$sbtar$1@ID-50148.news.dfncis.de より
> メラノサイトがつくるメラノソームにより被毛の色は決まります。
> 劣性の dilution の遺伝子が発現しない場合はメラノソームは拡散しており、
> メラノソームが拡散していると面積あたりの吸光度が高く暗い色になります。
> 劣性の dilution の遺伝子がホモになって発現するとメラノソームが凝集し、
> 面積あたりの吸光度が低下して明るい色になります。

 なるほど。詳細をありがとうございます。

> アソシエーションによっては特定のブリードではいまだに lilac のことを
>  lavender とも呼びますが、
> やはりこれも花の色とはほど遠いです。

 実際の色より、語感というか良いイメージを優先している感じですね。
 灰色に見える猫の被毛を grey でも灰色でもなく、silver や blue と
呼ぶみたいに。pewter ってのも有りますね。
 それぞれ遺伝子が違うし、毛の色の付き方も違うので呼び方が色々ある
のはよいのですが、どの色も“灰色”と付けないところに意図を感じます。
 新型の灰色が作出された場合、今度は何と付けるのでしょうね。(^^;

 すみません。もう一つ教えてください。
March Hare さんの
news:ahcfsl$s16j5$1@ID-50148.news.dfncis.de より
> 注) melanin には 黒い eumelanin と 赤い phaeomelanin があり、
> どちらが主につくられるかで eumelanistic か phaeomelanistic かが分かれます。
> (X染色体上のオレンジの遺伝子座で 遺伝子O が発現すれば phaeomelanistic になる)
> white は epistatic と呼ばれます。

 ポイントカラーが寒い地方(皮膚温度の低い)で、濃くなるのですが、
これは red 系にも当てはまるのでしょうか。

しつれいします。

-- 
Y.Suzuki
http://www2.ocn.ne.jp/~jacat