Re: 匿名による脅迫 (Re: 認識と実践)
shuji matsudaさんの<2snvq1F1mtn3oU1@uni-berlin.de>から
>In article <ck6e0a$s3j$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>,
>Yoshitaka Ikeda <ikeda@4bn.ne.jp> wrote:
>:メールアドレスの所有という意味での非匿名性であれば、
>:投稿したものを一回メールで確認するのが一番かもしれません。
>
>実際的にはこれでよいのですが、キャンセルの実行方法をきめる
>のは、こういう種類の憲章の目的ではありません。憲章の目的は
>『キャンセルは可能である』も含めて、大枠をきめるだけです。
>実際のfjcancelのプロトコルは以下のようになります。当時は
>fj.chatを作ろうとしていたんだな。
>
>で、cancelも当然、分散体制で実行すべきなんですね。つまり、
>プロトコルのみ作る。実施は各人。当時の基準では、匿名投稿
>を不特定多数に共有されるアドレスとしていますが、結局の所
>その定義はだいたいそんなものでよくて、保存していた投稿を
>メールで通知の上、再投稿できるようにしてあればよい、とな
>ります。だから、
cancelなど、言論統制の最たるもの。検閲などする権利など留保するこ
と自体間違いだね。
100%の純粋などない。
いったい、どれだけ価値ある記事を君らは書いているのだ。
内容の乏しい、価値の模型遊びに、言葉の再定義遊びに、なんら自分が返り血
を浴びない、当局からにらまれない安全走行の記事しか書いてない連中が、記
事を罵倒して絞め殺すなどという間抜けなことをするのは、間違いだね。
cancelなどという馬鹿な言論統制権力を主張する前に、レベルアップし
た勇気ある投稿をしてみろ。ここで賛同強いる連中はどいつもこいつも
さめた味噌汁みたいな投稿してる連中じゃないか。
>
>:例えば、
>:1. Aというサーバに投稿者が投稿する
>:2. Bというサーバに記事が到達する
>:3. Bというサーバから投稿者に投稿確認メールを配送
>:4. 投稿者はメールを受信し、それに対してReplyする。
>:5. ある期間投稿確認メールに対するReplyがこない場合再確認メールを配送
>:6. ある期間再確認メールに対するReplyがこない場合キャンセルメッセージ発
>:行
>
>というように、一般的にキャンセルボットなどを作らなくても構いません。
>プロトコルに従っていれば、恣意的にキャンセルして結構なんです。
>
>くり返しますが、fj憲章は、こういうプロトコルより次元の高い問題で、
>fj憲章の目的は、この手のプロトコルを作る基礎となる、その基礎だけ
>の話です。以下、昔書いたものをつけておきます。
>
>
>====ここから以下。
>From: smatsuda@mc.med.keio.ac.jp (shuji matsuda)
>Subject: [proposal] fjcancel
>Date: 1997/07/13
>Message-ID: <smatsuda-1307972211580001@p208-1.rcn.med.keio.ac.jp>
>Organization: keio university
>Newsgroups: fj.news.net-abuse,fj.news.policy
>
>
>
>In article
><Pine.LNX.3.95LJ1.1b3.970713152023.18780A-100000@pita.efnet.com>,
>tt@cyberspace.org wrote:
>>それより、前にも書いたはずですが、やるなら問題のあるサイトを名指しで
>>挙げて、そこから来るメッセージはすべて無条件でキャンセルの対象になる、
>>とした方がぜんぜんすっきりしています。
>
>ということですから、cancel manualをfj用に作りました。
>皆さんはどうお考えでしょうか?
>
>以下本文。
>
>先日来からcontent-based cancelの話が出ていますが、
>私はcontent-based cancelの議論は決して纏まらないと思います。
>
>それよりも、non-content-based cancelの合意をとったほうが実用
>的だと思いますので、マニュアルを書いてみました。
>将来的には沼田さんのfj憲章の一部として、投票にかけようと思って
>いるのですが、そのキャンセルの部分を想定して、以下の様に考えて
>みました。
>
>==============================================================
> [Proposal]fj.*でのキャンセルのためのマニュアル
> 1版め。970713
>
>0 このマニュアルにしたがったキャンセルをfjcancelと呼ぶ。
>
>1 発信者および投稿サーバーの管理者は全ての記事を無条件でキャ
>ンセルできる。その場合にはいかなる義務も負わない。
>
>2 他人の投稿でもFrom:アドレスが自分のアドレスなら無条件で
>キャンセルできる。この場合にもいかなる義務も負わない。
>
>3 moderated groupのmoderatorはそのグループ内に投稿されている
>記事を無条件でキャンセルできる。その場合にもいかなる義務も負
>わない。
>
>4 匿名投稿および、偽造アドレスの記事は誰でも無条件で
>キャンセルできる。その場合にもいかなる義務も負わない。
>
>■匿名投稿
>この場合は、usenetに匿名でpostできるmail2news gatewayである
>remailer@replay.comを使用した投稿、および、
>http://www.jammed.com/~newzbot
>を使用した投稿を指す。
>
>
>5 それ以外のキャンセルを『第三者によるキャンセル』と呼ぶ。
>第三者によるキャンセルは以下の場合にのみ行える。
>ECP/EMPもしくはMMF
>
>■ 略号
>ECP= excessive cross posts 多すぎるクロスポスト
>EMP= excessive muti posts 多すぎるマルチポスト
>MMF= make money fast ねずみ講の記事
>
>■ キャンセル基準
>ECP/EMPのキャンセル基準は、一週間でBI> 3。
>MMFは直ちにキャンセルしてよい。
>
>■ BI
>BIはSeth Breidbartさんの提唱による『ブライドバート指標』。
>定義は『記事のクロスポスト数の平方根の和』
>マルチポストとクロスポストが混在する時に評価するためのもの。
>例えば、2 crosspost x 3 + 3 crosspost x 2の場合は、
>1.41 x 3 + 1.732 x 2 = 7.69
>となる。
>usenetではBI>20 (45日間)がキャンセル対象として受け入れられている。
>
>第三者によるキャンセルに必要な条件は、
>
>5-1 $alzの慣習を守っていること。
>
>元記事の Message ID: <48u6e8$lqi@vixen.cso.uiuc.edu>
>とすれば
>キャンセルの Message ID: <cancel.48u6e8$lqi@vixen.cso.uiuc.edu>
>というように、先頭に"cancel."を付け加えたMessage-IDをつけること。
>
>■ $alzの慣習
>現在もっとも普及しているINNというnews severの作者、
>Rich Salzの名前をつけられた。
>このようにMessage-IDをつけると、キャンセルメッセージのMessage-IDは
>『キャンセル対象の記事のMessage-IDを書くだけで』決まり、検索も容易になる。
>
>また、すべての第三者によるキャンセルが同一のMessage-IDをもつため、
>キャンセルが重複を防ぐことができる。
>
>
>
>5-2 X-Cancelled-By: ヘッダをつけること。
>X-Cancelled-By: user@domain
>で、user@domainがキャンセルした人物の正当なメールアドレスであること。
>
>5-3 pseudopathhost(疑似パスホスト)の慣習を守っていること。
>
>Path: news.dti.ad.jp!ヘッダの末端に...!cyberspam!fjcancel!usenet
>のようにfjでの第三者によるキャンセルであることが明示されて
>いること。
>
>■ pseudopathhost (疑似パスホスト)
>news serverは!pathhost!の列に入っている文字列が自分と同じで
>あると、記事の循環を防ぐために記事の受け取りを拒否します。
>これを利用して、自分のサーバーの名前にfjcancelを追加する
>とfjcancelを受け入れたくないサイトがキャンセルを拒否する
>ことができます。またキャンセル対象を記録するサーバーでも
>記事の保存が容易になります。(保存サーバーはfj全体で
>一つでよい)
>
>■必要な疑似パスホスト
>fjcancel: fjでの合意に基づいたキャンセルには必須。
>cyberspam:usenetで習慣的につけられている。任意。
>
>5-4 キャンセルした記事のrepost
>キャンセルした記事は1週間程度保持して、誤ってキャンセルされたことが
>判明すればrepostできるようにしておくこと。
>
>5-5 キャンセルの例。
>
>元記事
>==========================================================
>Newsgroups: fj.test
>From: sombody@some.domain
>Message-ID: <12345@some.domain>
>Subject: original subject
>==========================================================
>
>キャンセルの記事
>==========================================================
>Newsgroups: fj.test
>From: somebody@some.domain
>Message-ID: <cancel.12345@some.domain>
>X-Cancelled-By: canceller@other.domain
>Path: news.dti.ad.jp!......!cyberspam!fjcancel!usenet
>Subject: cmsg cancel <12345@some.domain>
>Approved: canceller@other.domain
>Control: cancel <12345@some.domain>
>==========================================================
>
>報告の例。
>==========================================================
>Newsgroups: fj.news.net-abuse
>From: canceller@other.domain
>Message-ID: <23456@other.domain>
>Subject: ECP/EMP cancel (original subject)
>
>以下のMessage-IDの記事はECP/EMPなのでキャンセルしました。
><12345@some.domain>
>
>この記事はURL....
>にあります。誤ってキャンセルされているときはrepostしますので
>ご連絡ください。
>
>ヘッダのサンプル。
>Path: news.dti.ad.jp!...!news1!news2!some.domain!not-for-mail
>Newsgroups: fj.test
>From: sombody@some.domain
>Message-ID: <12345@some.domain>
>Subject: original subject
>
>以下適当に引用
>
>==========================================================
>--
>end
>newgroup fj.chat within 2 months! fj.chatを作ろう運動開始。
>shuji matsuda <smatsuda@mc.med.keio.ac.jp>
>
>--
>松田@NY
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
GnuPG Key ID = ECC8A735
GnuPG Key fingerprint = 9BE6 B9E9 55A5 A499 CD51 946E 9BDC 7870 ECC8 A735